出願番号 |
特願2001-374650 |
出願日 |
2001/12/7 |
出願人 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2003-170897 |
公開日 |
2003/6/17 |
登録番号 |
特許第3780336号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
耐圧性気球 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
スーパプレッシャー気球、科学観測気球、スポーツ用熱気球 |
目的 |
高層大気観測や宇宙観測に用いられる科学観測気球、スポーツ用熱気球及びガス気球などの耐圧性気球において、バラストのような有限な搭載物やポンプを用いることなく、簡単な構成でガス袋の体積を制御し、飛翔高度を変えることができる耐圧性気球の提供。 |
効果 |
バラストのような有限な搭載物やポンプを用いることなく、簡単な構成でガス袋の体積を制御し、飛翔高度を変えることができる。 |
技術概要
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この技術の耐圧性気球は、気密性の被膜材料から形成された紡錘形の複数のゴアをその両側縁部を互いに接合するとともに、これらゴアの両側縁部の接合部に沿って張力に耐えるロードテープを取り付けた耐圧性のガス袋と、満膨張状態の上記ガス袋を変形させてガス袋の体積を変化させる体積変化手段と、を備えている。そしてガス袋が膨張した後も上昇浮力分のガスを排出せずに内部のガスの圧力を維持し、体積変化手段によりガス袋の体積を変化させてガス袋の浮力を制御することで、飛翔高度を調節している。ゴアの寸法は、ガス袋が満膨張状態のときに隣接するロードテープの間で外側に被膜材料の伸びによらずに膨出し、膨出したゴアの、ロードテープと交差する方向の曲率半径が、ガス袋の径よりも小さく、膨出したゴアに働く張力の方向が、ロードテープと交差する方向に向く、よう設定されている。体積変化手段は、ロードテープをガス袋の内側に引っ張ることにより、満膨張状態のガス袋の形状を変形させるように構成されている。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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