出願番号 |
特願2001-294335 |
出願日 |
2001/9/26 |
出願人 |
独立行政法人航空宇宙技術研究所 |
公開番号 |
特開2003-098032 |
公開日 |
2003/4/3 |
登録番号 |
特許第3491041号 |
特許権者 |
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
磁力支持用風洞模型 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
風洞試験、センサ較正試験、磁力較正試験 |
目的 |
模型の位置や姿勢を測定するための測定対象を模型外形とは別に測定用のマーク体として模型内部に設けることで、風洞試験のための準備作業となる模型製作、塗装作業及び較正試験のうち、模型毎のマークの形成や較正試験を省略して、模型を低コストで製作し、風洞試験を時間やコストの観点で効率的に実施することを可能にする風洞模型の提供。 |
効果 |
外形体の製作については風洞模型毎に行わざるを得ないが、マーク体については互換性を持って製作可能であり、他の磁力支持用風洞模型に用いたマーク体をそのまま利用することができる。従って、マークの形成や各較正試験を個々に行う必要がなく、高効率に姿勢設定を行うことが可能になるので、風洞試験に要する時間の短縮化や効率的な運用に貢献することができる。 |
技術概要
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この技術の磁力支持用風洞模型は、磁力支持天秤装置を備えた風洞を使用した風洞試験に用いられ前記磁力支持天秤装置との間に作用する磁力によって浮上支持される磁石体を備えており、透明樹脂製の外形体と、外形体の内部に取り付けられ外形体を通して光学的に検出可能なマークを持つマーク体とを備えることを特徴としている。外形体の製作は、模型毎に行わざるを得ないが、製作されたマーク体は互換性があり、別の模型に用いたマーク体をそのまま利用することも可能である。また、そのようなマークについては、一度、センサ較正試験を実施してそのデータを保存しておけば、そのマークを持つマーク体を別の模型に用いた場合も、そのセンサ較正試験データをそのまま利用可能である。また、マーク体は模型の内部に取り付けられているので、マーク及びマーク体が模型の周りの流れに影響を与えることもない。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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