しこり発見ほぐし機構

開放特許情報番号
L2007007303
開放特許情報登録日
2007/11/22
最新更新日
2011/3/18

基本情報

出願番号 特願2007-257203
出願日 2007/10/1
出願人 中澤 富雄
公開番号 特開2009-082535
公開日 2009/4/23
登録番号 特許第4679559号
特許権者 中澤 富雄
発明の名称 しこり発見ほぐし機構
技術分野 生活・文化、その他
機能 その他、その他
適用製品 代表的な健康器具例・・・仰臥を基本に全身用で4〜8列型、ベッド用10〜12列型、全身又は上半身用で主に肩こり肩甲骨用の2列のV型、その他腰臀部でストレッチ用の台形型、枕型、小型携帯用、まごの手型、事務椅子・座席用座布団型、衝撃吸収のシート用、施術指圧型等。
目的 日常生活や活動において、自然に疲労が蓄積して強まっていく不調等を改善し、かつ体調を維持するためには多くの時間を必要としますが、その必要時間には単調なものと専門的なものに大きく二分でき、大多数は単調で、専門的な部分は単調なものが多いほど効果が上がることから、休息時や睡眠時を利用してその単調な方法を続けると、専門の施術治療時間が削減できて改善でき、その方法は長時間にわたって振動や押す速さをコントロールするもので、単調な方法ほど手技の苦手とするところで、逆に本案は得意とし、当方法で手技の不足する部分を補います。
効果 全身用のマットタイプの配列したバネ群が体重を支えて半重力的な浮いた感じもあり、バネ部分が安定した空気層となって冷却と保温を兼ね備え、夏場では寝汗を掻かなくなり、冬場では電気カーペット上などで暖かく睡眠が得られ、また、呼吸による胸郭の膨らんでもどる運動が、仰臥の微小な上下動などに変換されてその度ごとにソフトな刺激が体に伝わり、慣れるにしたがって寝返りなく熟睡ができるようになります。2列型は肩甲骨と背骨の中間部に当たり、刺激が肩甲骨深部にも行き渡り、腰痛や肩こりだけでなく肩甲骨痛等も改善できるようになります。
技術概要
 
いろいろな身体の状態とバネ定数との間に存在する相関関係の概要がわかり、そこで、全身を対象にして仰臥するときのバネ配列の曲面形状は、後頭骨では背筋群の付着する付近を凹形とし、頸部はやや高い凸形とし、胸部は大きく緩めの曲線半径で凹形とし、腰部は尖ったような凸形とし、臀部は仙骨尾骨に強い圧がかからないように凹形とし、臀溝部は凸形で、大腿部は高い位置でおおむね水平とし、ふくらはぎ部は緩い凹形とします。バネ寸法は、後頭部ではソフトな4〜5cmの高さで、頸部では後頭部の2倍ほどの高さとし、胸部では中間部が最もソフトで低くなるようにし、腰部では最も強く大きなバネを用いることが可能で、臀部では腰部の次に強いバネがよく、大腿部とふくらはぎ部ではやや大きめのバネがよく、特に、後頭部から臀部にかけてのバネの設定如何が長時間の使用を左右します。また、全身用の使用を続けていきますと、高頻度に深部筋のすがたがわかるようになり、そこで、深部にしこりのある場合などは「痛み」が潜在していますから、専門的になりますが、大きめのバネで施術をすることで、正確に深い部位のしこり等をキャッチできて、深いしこりをほぐしていくことが可能となります。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
希望譲渡先(国内) 【可】 

アピール情報

アピール内容 本願審査の、引用文献1(特許第3860982号 筋肉伸張押圧機構)の設計的事項等との見解に対し、本発明の「分節型の引用文献1」から全身用に大型化する場合は、設計的事項の他に体の各部位とバネ定数の問題として、脊髄の入る脊柱管の構造との整合性を得るように、後頭部と頸部の高さを調整し、胸椎が脊柱管の狭窄部で、胸椎番号「T4〜T9」では相対的に血液供給が最小のため外力も減少させ、腰部に荷重を集中させ、仙骨尾骨への圧を減じて呼吸と関係のある「仙骨の回転運動」(うなずき運動)の障害とならない構造とし、それらの条件設定がかなり狭い範囲にあり、前記の「設計的事項等」ではないことを明記し、「効果」の問題では、不調等が長期化するほど1回当りの施術時間と回数が比例して増えてリバウンド等も増大するため、手軽に前記の単調な刺激を適度な頻度で続けていくと施術時間やリバウンド等を減少できることを明記し、不調時に現れるむくみ等が解消されていくとき多くの例で尿量増が起こり、この現象は主に毛細血管の静脈側の残溜水分の吸収作用から、必要に応じてバネ圧を毛細血管内圧レベルの再現によって得られるとし、むくみの状態ではすでに細胞膜に存在する電位が「むくみの内圧」によって底上げされているとして、そのとき接触による侵害刺激などが出やすく、そこで本発明で適宜毛細血管内圧に近い押圧にすれば、侵害刺激等を回避して使用時間を大幅に伸ばすことができ、皮膚表面や浅い筋肉層のむくみ等が解消していくと深部の拘縮にとどき、それらの拘縮を柔軟性にしていくと血糖値の低下が現れ、それについては深い筋肉に多く含有するミトコンドリアでブドウ糖などがATPに変換されて大消費され、これはシステム上必然的であって持論ではないとし、それぞれデーターとして確認できるものとしました。主目的は痛みの解消で、筋構造のいろいろな太さの1本1本の筋線維に毛細血管が絡みつき、筋肉内の合計される血流量が運動量増で五臓六腑に匹敵乃至それ以上となり、硬くなろうとする筋肉を柔軟性にすると、全体に血流が向上し、鼻のとおりがよくなったり便秘性が遠のくなどいろいろな内科性まで改善され、しかし、長期にわたって活動量が増大していくと全く違った部位の不調の頻度が上がることも多く、事前にそれらの予防等に「ある方法」の特許開発が必要不可欠で、手技で特定しており、企業秘密の「完成度を上げるある方法」の共同開発等もご協力おねがいします。

登録者情報

登録者名称 中澤 富雄

事業化情報

事業化条件
特別資格 【不要】 

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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