出願番号 |
特願2008-500523 |
出願日 |
2007/2/14 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2007/094362 |
公開日 |
2007/8/23 |
登録番号 |
特許第5433850号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
配位性側鎖を有する光学活性らせんポリマー |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
配位性側鎖を有する光学活性らせんポリマー |
目的 |
金属と配位結合可能な部位を有する、新規な光学活性らせんポリマーを提供し、さらに、不斉反応場の構築にキラルな高分子構造そのものを活かした高選択的不斉触媒系として、配位性側鎖を有する光学活らせんポリマーおよびキラル高分子触媒を提供する。 |
効果 |
この光学活性らせんポリマーは、キラルカラムやキラル分離膜などの光学異性体分離材料、非線形光学材料などの光学材料、キラル高分子材料、キラル高分子触媒、らせん高分子のもつ剛直性に由来した、皮膚などの生命体の力学的強度の保持成分、剛直なロッド形状およびらせん構造による物理的特性を利用した分野や製品への適用が可能である。 |
技術概要
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光学活性らせんポリマーは、式1で表されるユニットを含む。更に、式2で表されるユニットを含むことが好ましい。この光学活性らせんポリマーは、共重合体であることが好ましい。光学活性らせんポリマーにおいて、金属と配位結合可能な部位を有する基は、リン原子、窒素原子または硫黄原子を有する基であることが好ましい。また、配位結合可能な部位は、金属と配位結合したものであることが好ましい。金属は、第4〜6周期の4〜16族の元素およびランタニド元素から選れた1種以上であることが好ましい。式中、R↑1〜R↑4は、水素原子、置換を有していてもよい、アルキル基、不飽和二重結合を有する脂肪族炭化水素基、環状アルキル基等、ペルフルオロアルキル基から選ばれた基であり、1つ以上が金属と配位結合可能な部位を有する基;R↑5〜R↑8は、水素原子、置換を有していてもよい、アルキル基、不飽和二重結合を有する脂肪族炭化水素基、環状アルキル基、アリール基、芳香族振粛環基、脂肪族複素環基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、アルコキシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基およびペルフルオロアルキル基から選ぱれた基である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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