軸不斉を有する光学活性アミノ酸誘導体及び該アミノ酸誘導体を不斉触媒として用いる光学活性化合物の製造方法

開放特許情報番号
L2007006406
開放特許情報登録日
2007/10/19
最新更新日
2023/1/24

基本情報

出願番号 特願2004-333798
出願日 2004/11/17
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 特開2006-143627
公開日 2006/6/8
登録番号 特許第4779109号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 軸不斉を有する光学活性アミノ酸誘導体及び該アミノ酸誘導体を不斉触媒として用いる光学活性化合物の製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 軸不斉を有する光学活性アミノ酸誘導体、不斉触媒、光学活性化合物
目的 高収率かつ高立体選択的な不斉アルドール反応を達成し得る非金属の新規不斉触媒を開発して、不斉触媒を用いた新規不斉アルドール反応をすることにより、医薬、農薬、高機能性材料等の合成中間体として有用な光学活性化合物の有利な製造方法を提供する。
効果 高収率かつ高立体選択性の不斉アルドール反応を可能とする非金属不斉触媒である新規なアミノ酸誘導体、が得られ、これを不斉アルドール反応の不斉触媒に用いることにより、医薬品などの合成中間体として有用な光学活性化合物の有利な製造方法が提供できる。また、この不斉触媒は非金属であるため環境に優しく、金属廃液の処理等をする必要がないので、コスト的に有利である。さらに非金属であるため、触媒活性が安定しており、回収再利用も容易に行うことができる。
技術概要
アミノ酸誘導体(A)は、式1で表される化合物またはその塩である。成分Aは、光学活性である。成分Aを含有する不斉触媒である。好ましくは、不斉アルドール反応、不斉マンニッヒ型反応、不斉ハロゲン化反応または不斉マイケル反応のための不斉触媒である。成分Aの存在下、式2で表される化合物と、式3で表される化合物を反応させ式4で表される化合物を製造する方法である。式中、R↑1は水素原子、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいヘテロアリール基または−CO↓2R↑4で表される基(R↑4は水素原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基)を示し、R↑2、R↑3は、水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基、低級アルコキシ基;R↑5、R↑6は、水素原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基等、あるいはR↑5とR↑6とがつながり、置換基を有していてもよい環を形成してもよい;R↑7は置換基を有していてもよい低級アルキル基等、*は不斉炭素を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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