シリカ多孔質体およびその製造方法、並びにその利用

開放特許情報番号
L2007005463
開放特許情報登録日
2007/9/14
最新更新日
2009/3/6

基本情報

出願番号 特願2007-163314
出願日 2007/6/21
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2009-001447
公開日 2009/1/8
発明の名称 シリカ多孔質体およびその製造方法、並びにその利用
技術分野 無機材料、化学・薬品、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 シリカ多孔質体
目的 シリカ多孔質体は、様々な方法により製造できるが、シリカ多孔質体の磨砕強度の向上を図るための技術は、これまで開発されていない。ところが、シリカ多孔質体の用途によっては、シリカ多孔質体に磨砕強度が求められる。例えば、シリカ多孔質体を化粧品用途に用いようとすると、要求される磨砕強度よりも格段に低い。そのため、化粧品用途のように、高い磨砕強度が求められる用途に用いることが可能なシリカ多孔質体の開発が求められている。この技術は、磨砕強度が向上したシリカ多孔質体およびその製造方法、並びにその利用を提供する。
効果 この技術によるシリカ多孔質体は、BET比表面積は5m↑2/g〜100m↑2/gであり、かつ、ハローの回折ピークの半価幅は5.70°〜8.20°であるため、磨砕によっても、シリカ原子の3次元的網目構造が保持され、優れた磨砕強度を有する。従って、触媒担体、タンパクやその他の吸着剤、吸臭剤、濾過助剤、光拡散シ−ト、インクジェット記録用シ−ト、化粧品、トナ−、感光材料、顔料、太陽電池用基板、液晶表示装置、染料熱転写シ−ト、耐熱樹脂、紫外線遮断材、ガス検出素子、各種のフィラ−など巾広い用途に適合する。
技術概要
ケイ酸カルシウムを酸処理し、これにより得られた固形分を分離回収し、この固形分を、pH4〜13で水熱処理する。水熱処理は、水酸化ナトリウム、水ガラス、水酸化カリウム、およびアルミン酸ナトリウムといったアルカリを用いて行う。水熱処理は、20℃〜200℃で0.5時間〜72時間行う。酸処理は、塩酸、硫酸、硝酸、炭酸、リン酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸、プロピオン酸、マレイン酸、乳酸、酸性陽イオン交換剤、およびガス状二酸化炭素といった酸性物質を用いて行う。このようにして、BET比表面積が5m↑2/g〜100m↑2/gであり、かつ、ハローの回折ピークの半価幅が5.70°〜8.20°であるシリカ多孔質体を製造することができる。このシリカ多孔質体は、BET比表面積およびハローの回折ピークの半価幅から明らかなように、磨砕強度が従来のシリカ多孔質体よりも向上している。シリカ多孔質体の形状は特に限定されるものではなく、板状、繊維状、球状等で、大きさについても限定されるものではないが、球状の場合、その粒子サイズは、10μm〜200μm程度であることが好ましく、かさ密度は、0.05〜0.3程度であることが好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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