出願番号 |
特願2006-189800 |
出願日 |
2006/6/12 |
出願人 |
国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 |
特開2007-070217 |
公開日 |
2007/3/22 |
登録番号 |
特許第4491612号 |
特許権者 |
国立大学法人 宮崎大学 |
発明の名称 |
畜糞系焼却灰からのリン含有水溶液の調製と重金属除去、並びにヒドロキシアパタイト及び/又はリン酸水素カルシウムの回収方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
肥料、工業薬品として有用なリン化合物の回収に適用する。 |
目的 |
畜糞系焼却灰から水系の操作によりヒドロキシアパタイト、リン酸水素カルシウム等のリン化合物を回収する方法を提供する。 |
効果 |
有機溶剤を使用することなくリン資源をリサイクル可能な形で回収することができる。 |
技術概要 |
(A)鶏、豚等の畜糞あるいは蓄糞と、木炭、木材チップ等の木質系バイオマス等の燃焼を容易にする助燃剤との混合物を燃焼させて得られる焼却灰に、塩酸、硝酸等の鉱酸を加えてリン含有水溶液を調製した後、水酸化ナトリウムあるいは水酸化カルシウムを用いて水酸化鉄錯体が生成するpH域に調整することにより、鉄イオン等の重金属イオンを除去し、次いで、(B)工程Aのリン含有水溶液に水酸化ナトリウム水溶液等を加えてpHを5〜3に調整してリン酸水素カルシウムを回収する、もしくは、(C)工程Aのリン含有水溶液に水酸化ナトリウム水溶液等を加えてpH7.5以上に調整してヒドロキシアパタイトを沈殿結晶として回収する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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