出願番号 |
特願2005-054331 |
出願日 |
2005/2/28 |
出願人 |
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 |
公開番号 |
特開2006-238909 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第3837576号 |
特許権者 |
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 |
発明の名称 |
殺菌方法、及び、殺菌装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
ホルムアルデヒド、新型肺炎(SARS)、院内感染(MRSA) |
目的 |
常温においてはホルムアルデヒド発生源の安全な取り扱いが可能であり、殺菌処理においてはホルムアルデヒド濃度を制御することにより、十分な殺菌効果を確保しながらも、腐食性・毒性・可燃性に起因する危険を低減可能な殺菌方法及び殺菌装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、ホルムアルデヒド発生源としてゼオライトを用いるため、常温においてはホルムアルデヒドをゼオライトの細孔内に安定に存在させることが可能である。したがって、殺菌時以外の常温下において、ホルムアルデヒドの毒性・腐食性・可燃性を原因とする危険が低減される。 |
技術概要
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この技術では、第1の収納部に、ホルムアルデヒドを吸蔵させたゼオライトAを配置し、第2の収納部に、ホルムアルデヒドを吸蔵可能なゼオライトBを配置する。殺菌処理を行う際には、温度調節器を用いてヒーターの温度を設定し、第1の収納部の開閉手段を開く。少なくとも第1の収納部の雰囲気温度は設定温度となり、ゼオライトはその温度で加熱され、その温度に対応する量のホルムアルデヒドが脱離し、筐体の内部が所定のホルムアルデヒド濃度となる。殺菌処理が終了すると、第1の収納部1の開閉手段を閉じて、第2の収納部の開閉手段を開ける。筐体の雰囲気中に残留するホルムアルデヒドが第2の収納部に設置されたゼオライトBに吸蔵される。残留するホルムアルデヒド濃度がある程度低くなると、第2の収納空間2の開閉手段を閉じる。これにより、筐体内の残留ホルムアルデヒド濃度が低くなり、危険性が低下し、後処理も容易になる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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