出願番号 |
特願2005-131711 |
出願日 |
2005/4/28 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2006-308433 |
公開日 |
2006/11/9 |
登録番号 |
特許第4644806号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
土壌水移動速度導出方法および土壌水移動速度測定装置 |
技術分野 |
土木・建築、無機材料、電気・電子 |
機能 |
検査・検出、環境・リサイクル対策、安全・福祉対策 |
適用製品 |
簡便な操作で実施でき、土壌中の水の移動速度を知ることができ、農学や環境工学等の分野で広く利用される。 |
目的 |
多大なコンピュータ資源を必要とせず簡便に土壌水移動速度を即時的に導出可能な方法、及び土壌水移動速度を簡便にモニタリング可能で可搬な装置を提供する。 |
効果 |
積分形式に比べて著しく計算回数を低減させ、解析を担わせる部分をチップ化でき、制御部を含めて、小型で可搬な大きさとなり、土壌水移動速度を簡便にモニタリングでき、その利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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測定場所である土壌中の水の移動方向に沿った一直線上に、二つの温度測定端子と熱源端子とを、温度測定端子−熱源端子−温度測定端子の順に、かつ、熱源端子のON−OFFに基づく熱伝導を感受可能な距離内に二つの温度測定端子を並べ、あらかじめ測定しておいた土壌の熱拡散係数κ(定数)を用い、微分形式で表現される式(1)[T↓uは上流側温度測定端子の位置における温度;T↓dは下流側温度測定端子の位置における温度;x↓uは上流側温度測定端子と熱源端子との間隔(定数);x↓dは下流側温度測定端子と熱源端子との間隔(定数);tは時間;t↓0は熱源端子における熱の印加時間(定数)]に基づいて土壌における熱フラックスVを求め、この熱フラックスVとあらかじめ測定しておいた土壌の熱容量C↓s(定数)とを用いて、式(2)[C↓wは水の熱容量(定数)]により土壌の水の移動速度Jを導出することにより、土壌中の水の移動速度Jを導出する。尚、ケーブル部3、解析表示部4、温度センサ21、23等を備える、モニタリング装置1を作製する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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