出願番号 |
特願2004-244302 |
出願日 |
2004/8/24 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2006-064413 |
公開日 |
2006/3/9 |
登録番号 |
特許第4280830号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
比熱および熱伝導率の測定方法。 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
合金、セラミックス |
目的 |
数値解析モデルを圧力伝達媒体中の熱伝搬も考慮した非定常熱伝導方程式に基づいて構築し、試料の比熱、熱伝導率、試料と熱源との間の熱伝導係数を、数値解析をおこなって決定する方法を提供する。 |
効果 |
熱拡散が生じる測定試料の比熱および熱伝導率を同時に測定でき、試料の温度を絶対値として直接測定するので、雰囲気の温度や圧力に制限無く、比熱や熱伝導率を測定する事が出来る。 |
技術概要
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熱源上の1点と試料上の熱伝導上等価でない2点との少なくとも3箇所の測定点の温度の時間変化を、熱源による加熱開始又は加熱終了から定常状態にいたる過程で測定し、この測定系を模した数値解析モデルを用いて、数値解析により比熱及び熱伝導率を測定する。例えば、有限要素法の解析モデルの円柱形試料底面を軸方向に垂直に配置した3次元系を、軸対称であることから2次元問題に帰結させ有限要素法解析プログラムで、試料S、ヒータH、及び圧力伝達媒体(フロリナート)Fのそれぞれの比熱C(C↓S、C↓H、C↓F)、熱伝導率κ、密度ρと、ヒータと試料間の熱接触要素として熱伝導係数Kをパラメータとして用い、熱浴温度からの温度の変化分として解析するのが好ましい。試料を対称形に成形し、圧力容器中の試料の配置、熱源の試料上における配置、及び、測定点の配置を、試料に沿って対称にさせ、更に数値解析法として、有限要素法、有限差分法又は境界要素法などを用いるのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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