出願番号 |
特願2004-205078 |
出願日 |
2004/7/12 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2006-025867 |
公開日 |
2006/2/2 |
登録番号 |
特許第4670037号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
手術用縫合糸 |
技術分野 |
繊維・紙、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
手術用縫合糸 |
目的 |
内部が長手方向に中空状となるように編組した筒状糸の、一方の端部に糸結び補助用の丸針を、固定的に取り付け、結び目に位置する筒状糸の部位に丸針を刺通させて縫い合わせる手術用縫合糸を提供する。 |
効果 |
結節部において、連結される両側の筒状糸部位同士が絡み合い、内方に縮径するようにして潰れた状態で結ばれるために、強固な結び目を形成させ、生体組織の癒合促進や感染症の防止のための薬液を、効率良く、簡便に付与する事が出来る。 |
技術概要
|
内部が長手方向に中空状となるように編組した筒状糸18の長手の糸本体12と、糸本体12の筒状糸18の一方の端部に筒状糸18をその直径方向に刺通し得るサイズ(太さや形状)の糸結び補助用の丸針14を、固定的に取り付け、筒状糸18の他方の端部に目的とする縫合が行われるように縫合針16を一体的且つ固定的に取り付けて、手術用縫合糸10を得る。丸針14は、糸本体12の糸結びの途中において、結び目に位置する筒状糸18の部位に針を刺通させることで、筒状糸18同士を縫い合わせる事が出来、他方の端部の縫合針16は、目的とする生体組織、例えばアキレス腱や屈筋腱等、を刺通して、その生体組織に糸本体12を通して取り付けが出来、糸結び補助用丸針14及び縫合針16とを有する手術用縫合糸10とするのが好ましい。糸本体12は、生体組織を縫合することが可能な太さと長さとを全長に亘って有し、内部が長手方向に中空状となるように組紐状に編組した1本の長手の筒状糸18と、この筒状糸18の中空部(内孔)20内に抜出し可能に収容された1本の長手の芯糸22とを有する構成とするのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|