出願番号 |
特願2004-122961 |
出願日 |
2004/4/19 |
出願人 |
国立大学法人島根大学 |
公開番号 |
特開2005-306632 |
公開日 |
2005/11/4 |
登録番号 |
特許第3940801号 |
特許権者 |
国立大学法人島根大学 |
発明の名称 |
ゼオライトの合成方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
単一相のゼオライト、吸着材、イオン交換体 |
目的 |
石炭灰をNaOH−NaAlO↓2混合溶液に溶解させて、半透膜を通じて膜外の混合液中に単一相のゼオライト、もしくは、ゼオライトとヒドロキシソーダライトとの混合物を一工程合成方法で合成した、石炭灰由来のゼオライトを提供する。 |
効果 |
産業廃棄物である石炭灰から吸着材やイオン交換体などとして用途によって使い分けのできるゼオライトを効率的に合成出来る。 |
技術概要
|
石炭灰などをNaOH−NaAlO↓2混合溶液に、SiO↓2/Al↓2O↓3:Na↓2O/SiO↓2:H↓2O=2.0〜5.0:6.0:50.0とさせて溶解させ、半透膜を通じて膜外の混合液中に単一相のゼオライト、もしくは、ゼオライトとヒドロキシソーダライトとの混合物の石炭灰由来のゼオライトを得る。石炭灰は、例えば火力発電所から排出された飛灰(Fa)などで、合成処理は半透膜(孔径24オングストローム)で作製したチューブ内に原料のFaとNaOH−NaAlO↓2混合溶液を加え、ポリプロピレン製の袋で包み、これをポリプロピレン製容器に入れ、さらにNaOH−NaAlO↓2混合溶液を加え、85℃で48時間熟成(合成)させ、生成物をろ過して分別し、蒸留水でpH=10.5になるまで洗浄し、110℃の空気中で24時間乾燥するのが好ましい。得られるゼオライトは、SiO↓2/Al↓2O↓3:Na↓2O/SiO↓2の比率の調製により、A型、X型等とする事が出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|