出願番号 |
特願2007-144215 |
出願日 |
2007/5/30 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-295351 |
公開日 |
2008/12/11 |
登録番号 |
特許第5024823号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
細胞運動性評価セルチップ |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
細胞運動性評価セルチップ |
目的 |
スループット性が高く、細胞運動の経時的な変化を正確に追うことができる、新規な細胞運動性評価システムを提供する。 |
効果 |
この細胞運動評価チップにより、一度に多数の被検物質に応答した細胞の運動性を経時的に観察することができ、微量の試料でアッセイが可能である。また、細胞運動を経時的に観察することが可能なため、被検物質がどのステップに効いているのか類推することが容易である。 |
技術概要
|
被検物質に応じた細胞の運動性の変化を評価するためのチップは、基板表面の複数の決められた位置に、それぞれ異なる被検物質が、第1の標識となる蛍光タンパク質をコードする遺伝子を含む核酸、トランスフェクション試薬、接触試薬、及び第2の標識により標識化されたトランスフェクション促進剤と共に、固相化したスポットとして設けられている。対象の細胞を播種して2種類の蛍光物質の移動度を観察することにより、被検物質含有細胞の運動性の変化を経時的に観察可能な評価システム、及び細胞の運動抑制物質のスクリーニング法を得る。基板表面は、あらかじめ細胞運動促進剤でコートされている。細胞運動促進剤がTypeIコラーゲンである。トランスフェクション促進剤は、細胞外マトリクス(ECM)及び多糖類から選ばれる1種又は2種以上の組み合わせである。接触試薬はゼラチン又は細胞外マトリクス(ECM)である。トランスフェクション試薬が、カチオン性ポリマーである。第1の標識となる蛍光タンパク質をコードする遺伝子がEGFPをコードする遺伝子である。第2の標識が蛍光色を示す標識であって、かつ蛍光色が第1の標識の蛍光色と異なる。第2の標識がローダミンである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|