出願番号 |
特願2007-135389 |
出願日 |
2007/5/22 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-290886 |
公開日 |
2008/12/4 |
登録番号 |
特許第4893955号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
カーボンナノチューブの洗浄処理剤およびこれを用いたカーボンナノチューブの精製方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
洗浄・除去 |
適用製品 |
カーボンナノチューブの洗浄処理剤 |
目的 |
純度の低い粗カーボンナノチューブであっても、これを精製対象とすることができ、しかも該カーボンナノチューブに対しては損傷を与えないで比較的簡便に高効率でこれを高純度に精製することができる、粗カーボンナノチューブの洗浄処理剤およびこの洗浄処理剤を用いて粗カーボンナノチューブを簡便に精製する方法を提供する。 |
効果 |
このカーボンナノチューブの洗浄処理剤は、純度の低い粗カーボンナノチューブであっても、これを精製対象とすることができ、しかもカーボンナノチューブに対しては損傷を与えないで比較的簡便に高効率でこれを高純度に精製することができる。 |
技術概要 |
アルカリ性アルコール溶液を必須成分とするカーボンナノチューブの洗浄処理剤である。アルカリ性アルコール溶液のアルカリ成分は水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムであり、アルコール成分は炭素数1〜4の脂肪族アルコールである。粗カーボンナノチューブをこの洗浄処理剤で洗浄処理し、それに含まれる不純物を除去する粗カーボンナノチューブの精製方法である。アルカリ性アルコール溶液中のアルカリ成分の濃度を1μM程度好ましくは、0.1M程度とするのがよい。洗浄処理剤での洗浄処理後、さらに有機溶媒による洗浄処理を繰り返す粗カーボンナノチューブの精製方法である。有機溶媒は、アルコール系溶媒、含窒素複素環系溶媒又は含窒素脂肪族アミド系溶媒である。洗浄処理を超音波の雰囲気下で行う。粗カーボンナノチューブはアーク放電法により作成されたものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|