出願番号 |
特願2007-129768 |
出願日 |
2007/5/15 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-332361 |
公開日 |
2007/12/27 |
登録番号 |
特許第5099416号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ポリエステルの高温水による分解法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
ポリエステルの分解法、環境調和型ケミカルリサイクルプロセス、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート |
目的 |
ポリエステルを効率よく分解することが可能な環境調和型及び省エネルギー型のポリエステルのモノマーへの分解法、及び該分解法を利用して得られるモノマーを原材料として用いてPET製品を再生産するリサイクルシステムの提供。 |
効果 |
高温水を用いたポリエステルの分解反応系に、反応生成物であるジカルボン酸を添加することによって、低温、且つ短時間でポリエステルを分解でき、エネルギーコストを低下することができる。また、高効率、且つ高収率でポリエステルを分解することができる。 |
技術概要
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この技術では、150℃を上回る高温水を用いてポリエステルを分解する方法として、高温水を含む反応系内にポリエステルの構成成分であるジカルボン酸を添加してポリエステルを加水分解する。高温水としては、温度150〜350℃の水を用いる。ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)であるものとする。また、ポリエステルに対して、ジカルボン酸を0.1〜10倍添加するものとする。ポリエステルに対する水のグラム比は、1〜100の範囲とする。ポリエチレンテレフタレートは、廃PET樹脂であるものとする。また、ポリエステルを加水分解してポリエステルの構成成分であるテレフタル酸又は2,6−ナフタレンジカルボン酸とエチレングリコールに分解し、分離するものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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