RNA干渉効果が高い修飾型二本鎖RNA

開放特許情報番号
L2007003713
開放特許情報登録日
2007/8/3
最新更新日
2008/9/5

基本情報

出願番号 特願2007-109778
出願日 2007/4/18
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2008-167739
公開日 2008/7/24
発明の名称 RNA干渉効果が高い修飾型二本鎖RNA
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 RNA干渉効果が高い修飾型二本鎖RNA
目的 ヌクレアーゼ耐性が高く、優れたRNA干渉効果を奏することができる新規な二本鎖RNAを提供する。更に、優れたRNA干渉効果と機能性分子に基づく有用効果とを兼ね備えた機能性分子修飾型二本鎖RNAを提供する。
効果 修飾型二本鎖RNAは、21〜27個のヌクレオチドからなるセンス鎖RNAの5’末端側のみがアミノアルキル基やチオアルキル基等の置換基で修飾されており、これによって飛躍的にRNA干渉効果が向上している。また、修飾型二本鎖RNAは、ヌクレアーゼ耐性も高く、かつRNA干渉効果の持続性も優れている。また、コレステロールなどの比較的大きな分子をセンス鎖RNAの5’末端側に結合していてもDicerによるプロセシングやRISCとの複合体を妨げておらず、高いRNA干渉効果を保持できる。
技術概要
 
修飾型二本鎖RNAにおいて、センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端である。即ち、修飾型二本鎖RNAは、センス鎖RNAに対して、センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端(ブランドエンド)となるように、アンチセンス鎖RNAがハイブリダイズすることにより、二本鎖を形成している。ここで、センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端となる構造とは、センス鎖RNAの5’末端のみならず、アンチセンス鎖RNAの3’末端もダングリングエンドを有していない構造を意味する。修飾型二本鎖RNAにおいて、センス鎖RNAは25〜27個のヌクレオチドからなる。即ち、修飾型二本鎖RNAにおけるセンス鎖RNAは、標的配列に対する25〜27塩基長の相補鎖である。センス鎖を構成するヌクレオチド数としては、好ましくは25又は27個、更に好ましくは27個が挙げられる。なお、ここでいうセンス鎖RNAのヌクレオチド数は、標的遺伝子中の上記標的配列に相補的な塩基配列を構成するヌクレオチドの数を意味し、センス鎖RNAが置換基としてDNAやPNA等の核酸を有する場合には、これらの置換基を構成するヌクレオチドの数を含まない。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 センス鎖RNAの5’末端側にコレステロールやペプチドで修飾されている修飾型二本鎖RNAは、既存の遺伝子導入剤を使用しなくてもRNA干渉効果を奏することができるので、医薬への応用に大きく貢献できる。また、修飾型二本鎖RNAが、センス鎖RNAの5’末端に核酸を有する基を結合したものである場合、核酸と相補的な塩基配列を有するDNAを更にハイブリダイズさせて複合体を形成させることが可能になる。このような形態の修飾型二本鎖RNAは、DNAに基づく更なる有用機能を付与することもできる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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