粒成長させた粘土鉱物粒子及び粘土鉱物粒子製造方法

開放特許情報番号
L2007003709
開放特許情報登録日
2007/8/3
最新更新日
2015/9/16

基本情報

出願番号 特願2007-107648
出願日 2007/4/16
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2007-308361
公開日 2007/11/29
登録番号 特許第5429917号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 粒成長させた粘土鉱物粒子の製造方法及び自立膜材
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 粒成長させた粘土鉱物粒子
目的 機械的強度や柔軟性の高い自立膜の製造を可能とする、粒成長させた粘土鉱物粒子の製造方法を提供する。具体的には、板状粘土粒子の直径が数十nm以上であり、かつアスペクト比(=直径/厚み)の大きな粒子に成長させることを可能とする粘土鉱物粒子の成長技術及びその製品を提供する。
効果 粒成長させた板状の粘土鉱物粒子として、数十nm以上(約0.1μmから100μm)の結晶サイズを有し、アスペクト比の高い(約50から1000の範囲)板状形態の薄片状粒子を製造し、提供することができる。また、粘土鉱物粒子からなる膜材料は、自立膜を形成することが可能であり、有機添加物の添加量を低減して、高い耐熱性を付与した、粘土鉱物を主成分とする、機械的強度と柔軟性の優れた膜材を作製し、提供することができる。
技術概要
粘土鉱物微粒子を人為的に成長させた粘土鉱物粒子であって、成長前後の粒子の直径の比率が1.1から1000倍の範囲にある粘土鉱物粒子であり、粒子の直径が0.05μmから100μmの範囲であり、そのアスペクト比が50から1000の範囲であり、板状の形態を有する。また、粘土鉱物微粒子が、層状粘土鉱物及び/又は層状ポリ珪酸であること、粘土鉱物粒子を人為的に成長させる方法が、粘土鉱物微粒子と水系溶媒により構成される懸濁液を、水熱処理することであること、成長後の粘土鉱物粒子が、添加物なしで自立膜になる特性を有すること、が好ましい。この粒子成長法は、粘土鉱物の微粒子を、水系溶媒に分散・懸濁した後、その懸濁液を水熱条件にまで加熱し、更に、一定速度で冷却する。用いる粘土鉱物としては、天然あるいは合成物、好適には、例えば、カオリナイト、ハロイサイト、バイデライト、セリサイト、モンモリロナイト、スメクタイト、ヘクトライト、サポナイト、スティーブンサイト、バーミキュライト、タルク、雲母などの粘土が例示される。図1は水熱処理前後のモンモリロナイトの平均粒径、処理前後の粒子の平均直径の比率及び粒子の透過電子顕微鏡写真を示す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 このような膜材は、従来のガス遮蔽性に加え、高い耐熱性・難燃性を保有しているため、例えば、高温条件で安定に使用可能な封止材、絶縁材等に利用可能である。また、層状粘土鉱物粒子を、アスペクト比の大きな板状形態を保持しながら、数十nm以上の粒子に成長させることが可能な層状粘土鉱物の粒子成長方法を提供することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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