出願番号 |
特願2009-510838 |
出願日 |
2008/4/11 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2008/129971 |
公開日 |
2008/10/30 |
登録番号 |
特許第4936482号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
改良された持続感染型センダイウイルスベクター |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
遺伝子治療、ウイルスベクター、遺伝子材料 |
目的 |
細胞障害性がなく、長期間持続する遺伝子発現を実現でき、さらに安全性を高めるために非伝播性に改良した、遺伝子治療用ベクター等の用途において極めて有用な新規ウイルスベクターの提供。 |
効果 |
外来遺伝子を持続的に発現し、さらに、非伝播性の組換えセンダイウイルスベクターを提供できる。これにより、従来の遺伝子治療用ベクターでは不可能であった、染色体とは独立に存在可能で、かつ安全性の高い遺伝情報発現系を実現することが可能となり、遺伝子治療用薬剤を導入するためのベクターとして有用である。 |
技術概要
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この技術では、センダイウイルスのLタンパク質の少なくとも一部をコードし、非持続感染型センダイウイルスあるいはその類縁ウイルスの細胞障害性を減弱させるために用いる遺伝子材料であって、少なくとも、Lタンパク質の1618番目のアミノ酸残基がバリンに置換されたアミノ酸配列を有するタンパク質をコードすることを特徴とする、遺伝子材料を提供する。細胞障害性の減弱が、非持続感染型センダイウイルスあるいはその類縁ウイルスによるインターフェロンの発現誘導の抑制に基づくものとする。また、細胞障害性の減弱が、非持続感染型センダイウイルスあるいはその類縁ウイルスのゲノムRNAの3’末端から転写されるRNAのコピー数の減少に基づくものとする。センダイウイルスあるいはその類縁ウイルスのリーダーRNA配列の3’末端に転写終結配列が付加してなるものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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