出願番号 |
特願2007-078523 |
出願日 |
2007/3/26 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-239363 |
公開日 |
2008/10/9 |
登録番号 |
特許第5187654号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
複合金属硫化物の製造方法および複合金属硫化物焼結体の製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
熱電変換材料用などの複合金属硫化物 |
目的 |
熱電変換材料、着色顔料、超伝導材料などの幅広い分野での応用が期待されている、均一で、純度の高い、2種類以上の金属を含む複合金属硫化物の製造方法を提供する。 |
効果 |
複合金属硫化物を、原子レベルで混合させた均一な状態と、高純度な状態で製造でき、複数の金属の塩の混合比を変えるだけで、容易に、複合金属硫化物の化学組成を制御する事ができる。 |
技術概要 |
複合金属硫化物を形成する金属の塩を、ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸)を加えたグリコール溶液中に溶解し錯体化させ、加熱してエステル重合させてゲル化又は粉末化させる。これを焼成することでオキシ炭酸塩若しくは複合金属酸化物又はこれらを含む混合物とさせる。次いで、これらを、硫黄化合物(例えば、二硫化炭素)を含むガス雰囲気下で処理して、アルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属などの金属群の2種以上を含有させた複合金属硫化物を得る。複合金属硫化物の組成式は、(L↓xM↓1↓−↓x)↓2S↓3↓−↓y、(LS)↓zMS↓2、LMS↓2、(式中、Lは、Sc、Y、La、Ce、Prなど、Mは、Sc、Ti、V、Cr、Mnなど、xは0〜1.0、yは0〜0.4、zは1.0〜1.5)で、原子レベルで均一な状態で、かつ高純度な状態とさせるのが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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