出願番号 |
特願2007-067732 |
出願日 |
2007/3/16 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-228542 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第4931002号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
ポリマーイオンゲルを用いたアクチュエータ素子及びその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
電気化学反応や電気二重層の充放電などの電気化学プロセスを駆動力とするアクチュエータ素子 |
目的 |
効率のよい変形応答を有するアクチュエータ素子の提供。 |
効果 |
本技術によれば、イオン液体を構成する陽イオン、あるいは陰イオンの一方をポリマーの一部とし、イオン液体のカウンターイオンのみが可動するポリマーイオンゲルとすることで、イオン伝導性を高め、効率のよい変形応答のアクチュエータ素子を得ることができる。 |
技術概要
 |
この技術では、イオン液体の陽イオン、あるいは陰イオンの代わりにポリマーイオンを用い、さらに、架橋することによってゲル化させてポリマーイオンゲルとすることにより、イオン液体の構成要素であるカウンターイオンのみが可動するイオンゲルからなるアクチュエータ素子を作製し、より、効率のよい変形応答の素子を作製した。即ち、ポリマーイオンゲルは、1Mのメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム(MOE)ビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(TFSI)(MOE−TFSI)(TREKSTER MOE−200)を原料モノマーとし、架橋剤としてその10mol%のエチレングリコールジメタクリレート、重合開始剤として10mMのアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)をエチレンカーボネートに溶解したものを、100μmのスペーサーを介した2枚のガラス板に流し込んだ。その中に、PVdF−HFP膜に含浸させ、80℃の恒温槽で90分重合、架橋させることによって、ポリマーを複合化したコンポジットゲルを得た。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|