出願番号 |
特願2007-055286 |
出願日 |
2007/3/6 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-214529 |
公開日 |
2008/9/18 |
登録番号 |
特許第5110564号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
イオン性有機化合物及びその製造方法、並びに該イオン性有機化合物からなるハイドロゲル化剤及びハイドロゲル |
技術分野 |
金属材料、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
食料品、医療品、化粧品 |
目的 |
新規なイオン性有機化合物とその簡単な工程による製造方法の提供。 |
効果 |
本技術は簡単な工程によってゲル化剤等として優れた性状を有する新規なイオン性化合物を効率良く製造することを可能とするものであり、反応試薬の組み合わせによるゲル物性の制御あるいは機能性官能基の導入による機能性ゲル化剤の合成開発に新たな道を拓くものである。 |
技術概要
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この技術では、4級化可能な窒素原子を複数もつ化合物と反応活性なハロゲン化アルキル部位を複数もつ化合物との縮合反応により、式(1)(式中、Aはアミド基又はウレア基であり、2つのAは互いにベンゼン環のオルト、メタ又はパラ位に位置する。Bは、置換基を有してもよい炭素数3〜12の2価の炭化水素基であり、Xはハロゲンイオンを示す。そして、nは2〜30の整数を示す。)で表されるイオン性有機化合物を合成する。ここで、(A)N,N’−ジ(4−ピリジル)−1,y−ベンゼンジカルボキサミド(yは2、3又は4である)又は1,z−ビス[N’−(4−ピリジル)ウレイド]ベンゼン(zは2、3又は4である)と、(B)置換基を有してもよい炭素数8〜12のジ(ハロアルキル)ベンゼン類又は置換基を有してもよい炭素数3〜12のジハロアルカン類を、縮合反応させる。縮合反応は、ジメチルホルムアミド中で、50〜80℃で行う。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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