出願番号 |
特願2007-045820 |
出願日 |
2007/2/26 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2007-161731 |
公開日 |
2007/6/28 |
発明の名称 |
アレルゲンの腸管透過抑制剤複合体 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
アレルゲンの腸管透過抑制剤、アレルゲンの腸管透過抑制剤複合体 |
目的 |
アレルゲンの腸管透過抑制剤が高いペプチドやポリフェノール類縁化合物を同定し、またこのペプチドやポリフェノール類縁化合物を腸管の有効な部位まで分解されることなく、効率的に送り込むことが可能なアレルゲンの腸管透過抑制剤とその複合体を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、安全で低コストのアレルゲンの腸管透過抑制剤が得られる。また、アレルゲンの腸管透過抑制剤複合体は腸管で作用する前にプロテアーゼなどによる分解が抑制され且つ腸管の有効な部位に到達することが可能となる。さらに、アレルゲンの腸管透過抑制剤およびその複合体は食材として、また予防・治療剤としても有効である。 |
技術概要 |
黒ゴマ、大豆またはトウモロコシの油糧種子由来の活性ペプチドを有効成分とするアレルゲンの腸管透過抑制剤で、活性ペプチドは構造式SNALVSPDWSMTGHで特定される。但し、Sはセリン、Nはアスパラギン、Aはアラニン、Lはロイシン、Vはバリン、Pはプロリン、Dはアスパラギン酸、Wはトリプトファン、Mはメチオニン、Tはスレオニン、Gはグリシン、Hはヒスチジンを表す。また、油糧種子抽出物中の酸性高分子量化合物とキトサンのアミノ基とが結合して形成され、懸濁液または粉体の状態で存在する微細粒子にアレルゲンの腸管透過抑制剤が保持されているアレルゲンの腸管透過抑制剤複合体である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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