物質吸着性マグネタイト及びその製造方法
- 開放特許情報番号
- L2007003217
- 開放特許情報登録日
- 2007/6/29
- 最新更新日
- 2013/1/21
基本情報
出願番号 | 特願2006-203801 |
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出願日 | 2006/7/26 |
出願人 | 国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2008/2/14 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人 宮崎大学 |
発明の名称 | 物質吸着性マグネタイト及びその製造方法 |
技術分野 | 化学・薬品、無機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 物質吸着性マグネタイト |
目的 | ヒ素等の物質を高選択的に、速い吸着速度で、高い吸着容量により吸着することができる吸着材を提供する。 |
効果 | ヒ素等の物質を効率的に吸着することができる吸着材を提供できる。 |
技術概要 |
分子インプリント法により多孔質化された物質吸着性マグネタイトを提供する。物質吸着性マグネタイトの製造方法は、鋳型成分の存在下で鉄塩からマグネタイトを調製する工程(A)と、工程Aで得られたマグネタイトから鋳型成分を除去する工程(B)とを含む。鉄塩は、第二鉄と第一鉄とを含有する。工程Aは、鉄塩及び鋳型成分を含有する溶液にアルカリ溶液を添加してpHを11以上にして沈殿物を生じさせ、生じた沈殿物を熟成させる。鋳型成分は、ヒ素である。ヒ素は、ヒ素(V)イオン、又はヒ素(III)イオンである。鋳型成分は、界面活性剤により形成されたミセルである。界面活性剤は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムである。工程Aは、鋳型成分を包含するマグネタイトを凍結乾燥により乾燥させることを含む。この方法により製造された物質吸着性マグネタイトと担体材料とを含有する物質吸着性組成物である。担体材料は、キチン又はキトサンを含有する材料である。例えば、ヒ素(V)イオン、ヒ素(III)イオン等の各種無機イオンを鋳型成分として用いて形成されたマグネタイトは、鋳型となった無機イオンに対して高い選択性を示す。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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