出願番号 |
特願2007-539930 |
出願日 |
2006/10/6 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2007/043485 |
公開日 |
2007/4/19 |
登録番号 |
特許第5292571号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
有機系多孔質体の製造方法および有機系多孔質カラムならびに有機系多孔質体 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
液体クロマトグラフィー(LC)用の分離媒体、分子吸着、触媒担持 |
目的 |
強度などの機械的特性に優れ、骨格および空孔の構造がより精密に制御された有機系多孔質体の提供。 |
効果 |
本技術によれば、相分離誘起成分である有機高分子の存在下において、低分子化合物をリビングラジカル重合またはアニオン重合することにより、骨格相および溶媒相の共連続構造が形成されたゲルを経て、骨格および空孔(第1の空孔)の共連続構造が形成された有機系多孔質体を得ることができる。 |
技術概要 |
本技術の有機系多孔質体の製造方法は、リビングラジカル重合性および/またはアニオン重合性を有する低分子化合物と、相分離誘起成分である有機高分子と、重合開始剤と、重合溶媒と、を含む系(重合系)において、低分子化合物をリビングラジカル重合またはアニオン重合して、低分子化合物の重合体に富む骨格相と、重合溶媒に富む溶媒相とを有し、骨格相および溶媒相の共連続構造が形成されたゲルを形成する。次に、形成したゲルから重合溶媒を除去することにより、骨格相から重合体を基材とする骨格を形成し、溶媒相から第1の空孔を形成して、骨格および第1の空孔の共連続構造が形成された有機系多孔質体を得る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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