出願番号 |
特願2006-524129 |
出願日 |
2006/3/13 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
WO2006/109382 |
公開日 |
2006/10/19 |
登録番号 |
特許第3987941号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
磁気的インピーダンス計測装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
磁気的インピーダンス計測装置 |
目的 |
測定対象物に低周波の交流磁場を印加して発生する誘導電流の分布を計測して、測定対象物のインピーダンス特性の分布を検出する。 |
効果 |
印加コイルにより測定対象物に誘導電流を発生させることができる。測定対象物の磁気応答特性を計測する場合、印加コイルと磁気センサの距離を計測する距離計測手段を設けることにより、より精度の高い電流分布が計測できる。測定対象物の誘導電流から発生する磁場強度が小さい場合でも、精度が高く計測できる。一組の磁気センサ手段を複数個設け、等間隔に配置することによって、測定対象物を移動させることなく、一度に各計測点を同時計測できるので電流分布の高速計測ができる。 |
技術概要
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周波数が可変の交流磁場を発生させる印加コイルと印加コイル用電源とを備え、測定対象物によって生じた磁場の直交したベクトル成分で印加コイル面に平行なベクトル成分を検知する2つの磁気センサからなる少なくとも一組の磁気センサ手段を設け、印加コイル面から離して測定対象物に近づけるように配置し、磁気センサ手段の検出信号を計測する磁気センサ用計測回路を備え、この磁気センサ用計測回路の出力から印加コイルと同じ周波数の信号を検波するロックインアンプ回路を備え、このロックインアンプ回路の出力信号により磁気センサ手段の出力の強度と位相変化を解析する解析手段を備えた磁気的インピーダンス計測装置である。印加コイル又は一組の磁気センサ手段と測定対象物との距離を計測する距離計測手段を設けた磁気的インピーダンス計測装置である。測定対象物を計測した時の磁気センサ手段出力の強度と位相を解析する手段として、計測対象物の計測前あるいは計測後に計測対象物がないときの磁気センサ手段の出力の強度と位相を解析し、測定対象物による強度と位相からの変化解析する手段を設けた磁気的インピーダンス計測装置である。図は、この装置の基本構成を示す概略図である。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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