出願番号 |
特願2006-312092 |
出願日 |
2006/11/17 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-089562 |
公開日 |
2008/4/17 |
登録番号 |
特許第3924626号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
非破壊検査装置及びこの装置による検査方法 |
技術分野 |
有機材料、機械・加工 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
非破壊検査装置 |
目的 |
金属体等の被検体中に存在する未知の欠陥の位置や形状をより高速に、かつ定量的に評価し、被検体の内部構造を可視化可能とした非破壊検査装置及びこの装置による検査方法を提供する。 |
効果 |
被検体の内部構造を反映した応答特性の振幅情報及び位相情報を得ることができ、被検体中に存在する未知の欠陥の位置や形状をより高速に、かつ定量的に評価可能とすることができる。しかも、被検体内の材質の違いも検出可能であって、被検体の内部構造をより詳細に可視化可能とする。 |
技術概要
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図1に示す、所定のパルス状の電流を出力する電源回路11と、磁場を生成する印加コイル12と、磁場によって被検体13に誘導した誘導磁場を検出して電気信号として出力するセンサ14と、電源回路11からの電流の出力に応じた電気信号の解析を行う解析部15を備え、解析部15は被検体13で誘導された誘導磁場をセンサ14で検出して得た電気信号である第1の信号と、被検体13がない場合に検出して得たバックグラウンドの電気信号である第2の信号の情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された第1の信号の情報と第2の信号の情報とから被検体の応答特性を特定する振幅情報と位相情報を生成する応答特性特定手段を備えた非破壊検査装置において、応答特性特定手段では、第1の信号から第2の信号を減算して第3の信号を生成し、この第3の信号をフーリエ変換するとともに、フーリエ変換された第3の信号の振幅を、フーリエ変換した第2の信号の振幅で規格化して振幅情報を生成し、フーリエ変換した第1の信号における偏角とフーリエ変換した第2の信号における偏角の差から位相情報を生成する非破壊検査装置である。図2は解析手順を示すフローチャートである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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