出願番号 |
特願2006-252247 |
出願日 |
2006/9/19 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-074711 |
公開日 |
2008/4/3 |
登録番号 |
特許第4940429号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法、乳癌の治療薬、タモキシフェン |
目的 |
トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法、特にタモキシフェンのZ体とE体との幾何異性体のうち、抗癌剤の有効成分として有用なZ体を選択的に製造することができるトリアリールエチルエテン誘導体の製造方法の提供。 |
効果 |
100%の割合で選択的にZ体のトリアリールエチルエテン誘導体(I)を合成することができる。 |
技術概要
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この技術では、式(I)(式中、Arは同一又は異なるアリール基、R1、R2及びR3はそれぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキルカルボニル基、置換基を有してもよいアルキル又はアリールカルボキシ基、置換基を有してもよいアルキル又はアリールスルホニルオキシ基、カルボン酸エステル基、アシルアミノ基等を意味する。)で示されるトリアリールエチルエテン誘導体の製造方法は、アリール基にR1を有するアリールエチニルボロン酸ピナコールエステルとジルコノセン−エチレン錯体とを反応させて、式(II)で示される化合物を生成する工程を有する。(式中、Cpはシクロペンタジエニル基を意味する。)また、化合物(II)のZr原子を含む5員環を開環後、芳香族環に置換基としてR2を有していてもよい第1ハロゲン化芳香族化合物と、芳香族環に置換基としてR3を有していてもよい第2ハロゲン化芳香族化合物と、を反応させる工程を有する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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