トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法

開放特許情報番号
L2007003088
開放特許情報登録日
2007/6/15
最新更新日
2012/7/27

基本情報

出願番号 特願2006-252247
出願日 2006/9/19
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2008-074711
公開日 2008/4/3
登録番号 特許第4940429号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法、乳癌の治療薬、タモキシフェン
目的 トリアリールエチルエテン誘導体の製造方法、特にタモキシフェンのZ体とE体との幾何異性体のうち、抗癌剤の有効成分として有用なZ体を選択的に製造することができるトリアリールエチルエテン誘導体の製造方法の提供。
効果 100%の割合で選択的にZ体のトリアリールエチルエテン誘導体(I)を合成することができる。
技術概要
この技術では、式(I)(式中、Arは同一又は異なるアリール基、R1、R2及びR3はそれぞれ独立に水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアルキルカルボニル基、置換基を有してもよいアルキル又はアリールカルボキシ基、置換基を有してもよいアルキル又はアリールスルホニルオキシ基、カルボン酸エステル基、アシルアミノ基等を意味する。)で示されるトリアリールエチルエテン誘導体の製造方法は、アリール基にR1を有するアリールエチニルボロン酸ピナコールエステルとジルコノセン−エチレン錯体とを反応させて、式(II)で示される化合物を生成する工程を有する。(式中、Cpはシクロペンタジエニル基を意味する。)また、化合物(II)のZr原子を含む5員環を開環後、芳香族環に置換基としてR2を有していてもよい第1ハロゲン化芳香族化合物と、芳香族環に置換基としてR3を有していてもよい第2ハロゲン化芳香族化合物と、を反応させる工程を有する。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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