出願番号 |
特願2006-220724 |
出願日 |
2006/8/11 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2008-043479 |
公開日 |
2008/2/28 |
登録番号 |
特許第5017641号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
X線撮影器具挿入装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
X線撮影器具挿入装置 |
目的 |
X線撮影に用いるX線フィルムを収容した薄板状のカセッテなどのX線撮影器具を、ベッドに伏臥した患者とベッドとの間に挿入するX線撮影器具挿入装置において、スムーズに挿入可能で、洗浄処理しやすいX線撮影器具挿入装置を提供する。 |
効果 |
上部基体と下部基体とを上下に重ね合わせることにより上部帯状ベルトと下部帯状ベルトとを当接させながら、下部基体を下としてベッド上面に載置して、ベッドと患者との間に上部基体と下部基体とを挿し入れることにより、寝間着の噛み込みを生じにくくして、スムーズに挿入可能なX線撮影器具挿入装置を提供できる。しかも、上部、下部帯状ベルトは、上部、下部基体に夫々回転自在に装着しているだけであるので、ベルトと、基体を個々に分離して容易に洗浄することができる。 |
技術概要
 |
X線撮影器具挿入装置は、図1及び図2示すように、平板状の上部基体10と、この上部基体10と平行に配置される平板状の下部基体20と、上部基体10の周面に沿って回転自在に上部基体10に装着した無端状の上部帯状ベルト11と、下部基体20の周面に沿って回転自在に下部基体20に装着した無端状の下部帯状ベルト21とを備える。上部基体10は所定厚みの平板状の矩形体とし、受感体としてX線撮影に用いるX線フィルムを収容したカセッテCからなるX線撮影器具を収容する収容部12を備えるとともに、上部基体10の一側面に収容部12にカセッテCを挿入するための挿入口13を設ける。なお、カセッテCの代わりに、受感体としてX線の線量を記録するCR用のイメージプレートと呼ばれているプレート状の線量計、若しくは受感体としてX線を光電変換する光電変換素子で構成されるセンサを収容したディテクタをX線撮影器具として用い、上部基体10に出し入れ自在に収容可能としてもよい。上部基体10は、X線の撮影を阻害しないようにX線の透過性を有するプラスチックなどを用いており、さらに、一側面に挿入口13を設けた単なる箱形状として、洗浄処理を行いやすくしている。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|