新規蛍光性アミノ酸誘導体およびその製造方法

開放特許情報番号
L2007003075
開放特許情報登録日
2007/6/15
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2006-184294
出願日 2006/7/4
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2008-013456
公開日 2008/1/24
発明の名称 新規蛍光性アミノ酸誘導体およびその製造方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 新規蛍光性アミノ酸誘導体
目的 簡便な工程にて製造することができ、かつペプチド合成系に適用可能な非天然アミノ酸からなり、可視光のうち特に青色レーザー光領域で励起可能であり、光安定性が高い新規蛍光性アミノ酸誘導体を提供する。
効果 この蛍光物質は、Boc又はFmoc保護蛍光アミノ酸などとして利用することができ、ペプチド自動合成機を用いて蛍光性ペプチドを大量に合成することができる。蛍光性ペプチドは、各種分析、検査等に広く活用される。例えば、異なる波長領域に吸収および発光波長を有する既存の蛍光物質と、本発明の蛍光物質を1分子のペプチド又はタンパク質に組み込むことで、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を起こすことができる。
技術概要
アミノ酸で置換されたアクリドン誘導体であって、アミノ酸とアクリドン誘導体の間に電子吸引基を含み、可視光で励起可能な新規蛍光性アミノ酸誘導体である。また、電子吸引基がスルホニル基である蛍光性アミノ酸誘導体である。また、水・エタノール(体積比1:1)の混合溶液中での極大吸収波長が370〜420nmの範囲である蛍光性アミノ酸誘導体である。また、アミノ酸で置換されたアクリドン誘導体が、アラニンで置換されたアクリドン誘導体である蛍光性アミノ酸誘導体である。また、アラニンで置換されたアクリドン誘導体が、式(図1)で表される化合物である蛍光性アミノ酸誘導体である。式において、R↑1は、水素原子、又はアミノ保護基、R↑2は、水素原子、又はカルボン酸エステル構造を表す。R↑3は、水素原子又は直鎖状若しくは分岐状の飽和若しくは不飽和脂肪族炭化水素基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキルオキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオキシ基、アリールオキシ基若しくはアラルキルオキシ基、あるいは糖の残基を表す。図2は新規蛍光性アミノ酸誘導体の合成スキームを示す図である。
リサーチツールの分類 生体関連物質
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 個別交渉による
対価条件(一時金) 【要】個別交渉による
対価条件(ランニング) 【要】個別交渉による

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 既存の電子受容性物質と、この蛍光物質とを1分子のペプチド又はタンパク質に組み込むことで、分子内電子移動消光を起こすことができる。このような電子移動消光を用いてセンシングやプロテアーゼ作用解析などを行うことができる。この場合、ペプチド又はタンパク質が切断を受けることで、蛍光が回復する。
改善効果2 さらに、この蛍光物質は、光安定性の高い市販の蛍光性物質や、既に開発されているアクリドン骨格を有する蛍光性アミノ酸誘導体などの光安定性と同等であり、かつ従来の蛍光性アミノ酸誘導体に比べて合成の手間が大幅に削減され、コストの低減化が可能である。
改善効果3 さらに、この蛍光物質は、蛍光性アミノ酸誘導体として大量合成(製造)が可能なため、ペプチド自動合成器を用いて様々な蛍光性ペプチドを簡便に製造することができる。さらに、タンパク質生合成系の拡張により、タンパク質に本発明の蛍光性アミノ酸誘導体を組み込むことができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
Copyright © 2018 INPIT