出願番号 |
特願2007-043142 |
出願日 |
2007/2/23 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-203230 |
公開日 |
2008/9/4 |
登録番号 |
特許第5294230号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
脂肪交雑の識別、定量方法及び脂肪交雑の非侵襲計測装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
獣肉及び魚肉の肉質の非侵襲評価 |
目的 |
測定結果から直接脂肪組織混入割合を算出できる脂肪交雑の識別、定量方法及び脂肪交雑の非侵襲計測装置の提供。 |
効果 |
本技術によれば、測定結果から直接脂肪組織混入割合を算出できるため、脂肪・赤身の識別、定量作業には、超音波画像診断で問題になっているような主観は入らず、またオペレーターの熟練も必要ではない。 |
技術概要
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従来、表面スキャン装置は、片側開放型磁気回路と呼ばれる特殊な磁気回路とコイルを装填しているのが特徴であり、コイルを表皮に当てて、表皮から数cm内部の部位(例えばサーロインの部位)を感度領域とする。片側開放型磁石の作る磁場は不均一性が高いので、通常のNMR装置で可能な化学シフトスペクトルによる脂肪と筋肉の識別、定量は非常に困難である。そこで、本技術では、脂肪と筋肉との緩和時間の差違に着目した脂肪・筋肉識別、定量法を提案するものである。即ち、予め脂肪及び筋肉について脂肪のプロトン縦緩和時間及び筋肉のプロトン緩和時間を核磁気共鳴シグナル強度の時間変化より算出し、獣肉又は魚肉について、脂肪と筋肉のプロトン緩和時間が相違する範囲の静磁場強度において、核磁気共鳴分光法により核磁気共鳴シグナル強度を計測し、計測した核磁気共鳴シグナル強度に基づいて獣肉又は魚肉中の脂肪と筋肉の識別、定量を行う。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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