出願番号 |
特願2007-041513 |
出願日 |
2007/2/21 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-201636 |
公開日 |
2008/9/4 |
登録番号 |
特許第5176198号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
マクロポーラスな連通孔を持つセラミック多孔体の製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
フィルター、吸音材、消臭剤、生活健康資材、衝撃吸収材、触媒担体、電磁波遮断材 |
目的 |
高い気孔率とマクロポーラスな連通孔を有するセラミック多孔体の提供。 |
効果 |
本技術によれば、氷の結晶組織をそのまま空間に置換した、粗大な気孔径、連続する気孔及び様々な気孔形状からなる、10μm〜300μmのマクロポーラスな連通孔を有し、気孔率が72%〜99%で、0.4MPa以上の圧縮強度を有することで特徴付けられるセラミック多孔体を提供することができる。 |
技術概要
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この技術では、ゲル化可能な水溶性高分子の水溶液にセラミック粉体を分散したスラリーを、ゲル化、凍結、解凍、乾燥、焼結してセラミック多孔体を製造する方法であって、0.01μm〜5μmのセラミック粉体を使用し、スラリーのゲル化及び凍結で、高分子から放出された水の凍結によって発達した氷の結晶による組織構造を有する凍結体を形成し、これを解凍、乾燥、焼結工程で破壊することなく保持して、10μm〜300μmのマクロポーラスな連通孔を有し、気孔率が72%〜99%であるセラミック多孔体を作製する。なお、解凍、乾燥工程において、凍結体を真空乾燥、あるいは調湿乾燥、あるいは水溶性有機溶媒中への浸漬と風乾により、内外の乾燥差を抑制し、徐々に氷を気孔に置換してゆく雰囲気制御置換型乾燥法により乾燥し、亀裂の無い成形体を得る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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