出願番号 |
特願2007-017131 |
出願日 |
2007/1/26 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-184339 |
公開日 |
2008/8/14 |
登録番号 |
特許第5467255号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
安定化ジルコニア微粒子及びその製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
安定化ジルコニア微粒子、高強度ジルコニアセラミックス、酸素イオン導電性ジルコニアセラミックスの原料粉末、安定化ジルコニア固溶体微粒子粉末 |
目的 |
平均粒径が10nm以下のナノ粒子からなり、その粒径分布が狭く、大きな比表面積を有する安定化ジルコニア粒子の提供。 |
効果 |
平均粒子径が10nm以下のナノ粒子からなり、その粒径分布が非常に狭い範囲にある、安定化ジルコニア微粒子を提供することができる。また、結晶性が高く、単結晶の一次粒子の分散状体であり、熱処理による結晶化の必要がない、安定化ジルコニア微粒子を提供することができる。 |
技術概要 |
この技術では、基本構造が(1−x)ZrO↓2・xY↓2O↓3(式中のxは0.02〜0.1の数であり、YはSc,Y,Ybのいずれかを含む希土類金属である。)で表されることを特徴とする安定化ジルコニア微粒子を提供する。安定化ジルコニアの結晶構造は、正方晶であるものとする。安定化ジルコニア微粒子の平均粒子径は、10nm以下の単結晶微粒子であるとする。また、ジルコニウム化合物水溶液と希土類金属化合物水溶液を混合し、アルカリ水溶液を添加後、亜臨界ないし超臨界状態の水を媒体として、水熱反応せしめることにより、基本構造が(1−x)ZrO↓2・xY↓2O↓3で表される安定化ジルコニア微粒子を製造するものとする。ジルコニウム化合物としては、オキシ硝酸ジルコニウム、オキシ硫酸ジルコニウム、オキシ塩化ジルコニウム、オキシ酢酸ジルコニウム、又はジルコニウムアルコキシドを使用し、希土類金属化合物として、希土類金属の硝酸塩、硫酸塩、塩化物、酢酸塩、又はアルコキシドを使用する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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