出願番号 |
特願2006-337713 |
出願日 |
2006/12/15 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-153318 |
公開日 |
2008/7/3 |
登録番号 |
特許第4845033号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
有機導電性薄膜の製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
印刷法、有機導電性薄膜 |
目的 |
導電性有機電荷移動錯体を薄膜電子素子の構成材料として利用するために、導電性有機電荷移動錯体を主成分とする、有機電荷移動錯体単結晶と同程度の電気伝導特性を備えた導電性薄膜を、印刷法によって作製することの実現。 |
効果 |
導電性有機電荷移動錯体材料について、有機電荷移動錯体単結晶と同等な電気伝導特性を備えた導電性薄膜の、印刷法による作製が可能になる。これにより、有機導電性薄膜を電子装置の配線として利用することが可能となる他、有機電子素子を構成する電極として利用可能な有機電荷移動錯体の種類が増大し、キャリヤ注入効率の最適化や、トランジスタのP型/N型動作制御などの、有機金属電極の利点を十分活用することができる。 |
技術概要
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この技術では、有機導電性薄膜の製造方法は、電子供与性分子を有機溶媒へ溶解した第1の溶液及び電子受容性分子を有機溶媒へ溶解した第2の溶液のうちの少なくとも1方の溶液にさらに有機高分子を溶解した、第1の溶液及び第2の溶液を用意する工程と、第1の溶液及び第2の溶液を基板上の同位置において混合する工程とを含む。この方法において、第1の溶液及び第2の溶液を基板上の同位置に吐出することによって混合するものとする。電子供与性分子はテトラチアフルバレンとし、電子受容性分子は、テトラシアノキノジメタンとする。さらに、有機高分子はセルロース系高分子とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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