出願番号 |
特願2005-293690 |
出願日 |
2005/10/6 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2007-097517 |
公開日 |
2007/4/19 |
登録番号 |
特許第4798521号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
糖リン酸化剤及び糖リン酸化方法 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
糖リン酸化剤、α−糖1リン酸の製造方法、α−糖1リン酸を含有する食品添加物又は医薬品添加物の製造方法、糖リン酸化活性を有するタンパク質とタンパク質の製造方法、タンパク質をコードする核酸、核酸を含む組換えベクター、組換えベクターで形質転換された形質転換体 |
目的 |
糖リン酸化活性を有するタンパク質、そのタンパク質をコードする核酸、その核酸を含む組換えベクター、及び組換えベクターで形質転換された形質転換体、また、その形質転換体を用いた糖リン酸化剤及び糖リン酸化方法、さらに、糖リン酸化剤を用いたα−糖1リン酸を含有する食品添加物又は医薬品添加物の製造方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、糖リン酸化剤及び糖リン酸化方法が得られ、使用するタンパク質などは糖のリン酸化反応を効率的に触媒するものであり、かつ糖基質特異性が低いためあらゆる種類の糖をリン酸化することが可能である。かかる糖リン酸化剤及び糖リン酸化方法は、例えば食品加工及び医薬品工業の分野において、有用な各種α−糖1リン酸を効率よく製造するために有用である。 |
技術概要 |
糖リン酸化活性を有する特定な配列で示されるアミノ酸配列を含むタンパク質、そのタンパク質をコードする核酸、糖リン酸化活性を有する特定な配列で示される塩基配列からなる核酸、又はその塩基配列に相補的な配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ糖リン酸化活性を有するたんぱく質をコードする核酸、それらの核酸を含む組換えベクター、及びその組換えベクターで形質転換された形質転換体の少なくとも1つを含む糖リン酸化剤、糖リン酸化剤の存在下にて糖とATPとを反応させてα−糖1リン酸を生成する製造方法である。なお、糖がヘキソース、Nアセチルヘキソサミン、及びデオキシヘキソースからなる群、グルコース、ガラクトース、マンノース、タロース、Nアセチルグルコサミン、Nアセチルガラクトサミン、Nアセチルマンノサミン、及び2−デオキシグルコースからなる群より選択される少なくとも1つであり、糖リン酸化活性がNアセチルヘキソサミンキナーゼ活性であり、タンパク質又は核酸がビフィドバクテリウム・ロンガム由来である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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