出願番号 |
特願2004-008360 |
出願日 |
2004/1/15 |
出願人 |
国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 |
特開2005-198567 |
公開日 |
2005/7/28 |
登録番号 |
特許第3840545号 |
特許権者 |
国立大学法人東京海洋大学 |
発明の名称 |
釣獲未成体イカの再放流システム及び方法並びにそれに用いられるイカ釣機 |
技術分野 |
機械・加工、食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
イカ漁獲装置 |
目的 |
ビームトロールを用いたイカの収集、選別、未生体イカの再放流が、従来行われている。しかし、従来方法では、大小の選別精度が悪かった。また、網を用いるため、体表粘膜の引っ掻き、接触剥離、魚体損傷等が生じるため、未成体・小型のイカは海に戻された直後に死亡する場合が多かった。これらの課題を解決するための発明である。 |
効果 |
・漁獲したイカを船上で自動選別し、成体イカのみを市場出荷し、従来は海洋投棄されていた未成体イカを生きたまま再放流できる。 ・大型イカだけを選別できるので水揚げ金額増加に繋がる。 ・イカは単年魚で成長が速く再放流後すぐに成体になるので、再び漁獲することができる。水産資源の有効利用に貢献できる。 ・選別装置の操作に特別な人員を必要としない。 ・自動で効率的にイカの大小を選別できる。 |
技術概要 |
選別装置の特徴として 1)漁獲したイカにダメージを与えないように、釣ったイカを一旦収集装置に入れ一時的に蓄養する。ここで、釣られるイカと選別処理するイカの量を調整する。 2)より正確にイカの大小を選別するために、イカの大小を選別する前に外套膜内包含水を排出させる。包含水排出は、イカに極微量の感電、感熱、光照射等の微弱刺激を与えることで行う。 3)選別時にイカにダメージを与えないように水膜を張ったロール上でイカを選別するため、イカ表面に摩擦による損傷を与えない。 なお、ロール上に水膜を張る技術は現在までは不可能であった。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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