出願番号 |
特願2004-006359 |
出願日 |
2004/1/14 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2005-198743 |
公開日 |
2005/7/28 |
登録番号 |
特許第4500992号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
三次元視点計測装置 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
人の両目の視線方向を同時に検出、三次元視点、網膜の反射、瞳孔検出、眼球位置、角膜球中心 |
目的 |
視線方向の検出に留まらず視線の収束点を求めることにより、視点の3次元位置を求めることの実現。 |
効果 |
差分をする連続する2つの画像間の時間間隔を短くすることによって、2つの画像における瞳孔像に位置ずれが生じにくいために、視点や視線だけでなく、三次元瞳孔位置の精度や検出率の向上に寄与する。それにより頭部が移動して瞳孔像がカメラフレーム内をすばやく移動しても、差分により瞳孔が検出しやすくすると同時に、2つのカメラの同期を実質的に取ることを可能にする。 |
技術概要
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この技術は、被験者の顔から離れた2台のカメラの開口近傍に設けた光源で顔全体を照らし、それら2台のカメラで捉えた両目を含む顔画像から、頭部の前後、左右の大きな動き(たとえば、30cm)を許容しながら非接触で両目の視線を同時に検出できる非接触視線検出装置であって2台のカメラで捉えた顔画像から三角測量により、2つの瞳孔の3次元位置を検出し、さらに2つの顔画像のそれぞれにおいて検出される2つの瞳孔のそれぞれの周りを詳細に解析し、2つの正確な瞳孔中心と2つの角膜反射中心を検出し、2つの眼の視線を検出する。それら2本の視線の交点が視点であり、三次元の視点の計測ができる。基本的に各カメラから得られる連続する明瞳孔画像から暗瞳孔画像を画像差分することにより、瞳孔以外の部分が相殺しあって、瞳孔部のみが容易に検出できる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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