出願番号 |
特願2003-419110 |
出願日 |
2003/12/17 |
出願人 |
国立大学法人静岡大学 |
公開番号 |
特開2005-182247 |
公開日 |
2005/7/7 |
登録番号 |
特許第4839432号 |
特許権者 |
国立大学法人静岡大学 |
発明の名称 |
瞳孔位置検出によるポインティング装置及び方法 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
コンピュータにおける入力装置、マウス、視点、ユーザの視線方向 |
目的 |
視点によって、ポインティングする場合は、表示装置上のポインティングしたい場所へ視点を動かさなければならないが、見るべき位置を探索している間も、カーソルが視点の位置に常に現れるため、カーソルを移動させたい位置にカーソルを移動させにくいという問題の改善。 |
効果 |
2つの光源をカメラのビデオ信号の奇数、偶数フィールドに同期させて2つの光源を交互に光らせ,明瞳孔と暗瞳孔の画像を交互に得る。それらの画像を差分して、画像を得ることができ、差分画像においては、瞳孔が他の部分(背景)から浮き出るように現れ、比較的簡単に2つの瞳孔を検出できる。 |
技術概要
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この技術では、不可視な赤外光源によって顔を照らし、ビデオカメラによって、顔の横幅全体が楽に入る拡大率で撮影し、ビデオカメラによって撮影される画像内の2つもしくは1つの瞳孔を直接検出する方式である。そして頭の動きによって生じる画像内の瞳孔の動きに合わせて、パソコン等のモニター上のカーソルを動かしたり、モニター上に表示されているメニューの選択をしたり、キーボードソフトを利用して文字を入力したり、複数のウインドウを切り替えたりすることができる。また、装置単独でマウスの左右ボタンの押下に相当する信号を発生することができ、他のクリック操作用入力補助装置の必要がない。瞳孔検出には、カメラの光軸に近いところに設置した光源と遠いところに設置した光源をフィールド毎に交互に点灯させ、瞳孔の明るい画像と暗い画像を得て、画像差分演算を行なうことで、瞳孔検出を容易にする。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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