出願番号 |
特願2004-124338 |
出願日 |
2004/4/20 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2005-306762 |
公開日 |
2005/11/4 |
登録番号 |
特許第3972108号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
細胞死誘導のためのペプチド |
技術分野 |
化学・薬品、生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
癌細胞、アポトーシス、能動的細胞死、副作用のない癌治療、科学的修飾 |
目的 |
抗菌活性、細胞接着の促進、アポトーシスやその他のタンパク質活性阻害剤など細胞機能性ペプチドなどがあるが、短いペプチドであり、かつ細胞障害性を有するペプチドの報告は非常に少なく、さらに、このような活性を有するペプチドであっても、ペプチドの末端が固定化された状態でも活性を保持するものがないことに起因する、細胞死誘導に有効なペプチドの提供。 |
効果 |
SNLHLペプチドは、固定化された状態でより効果があることが利点であり、さまざまな機能性材料に応用可能である。細胞死誘導ペプチドは、癌治療剤として医薬品への応用が可能である。特に、血球系癌細胞の細胞死誘導剤として利用することができる。 |
技術概要
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この技術は、SNLHLのアミノ酸配列を有するペプチドおよびそのペプチドの1つまたは数個のアミノ酸が保存的に置換されたペプチドとする。ここで、ペプチドとは、2つ以上のアミノ酸がペプチド結合によって結合したものである。保存的置換されたペプチドとは、同種の生化学的特性を有するアミノ酸残基によるアミノ酸置換(たとえば1、2、または3個の残基)を含むペプチドをいう。典型的には、保存的な置換は、置換されたポリペプチドの活性に対してほとんど影響を有さず、総電荷、疎水性/親水性、および/または置換したアミノ酸の立体的な大きさをほぼ保存するものである。したがって、SNLHLの配列を有するペプチドに1つまたは数個の保存的な置換を含むペプチドは、細胞死誘導活性を保持する。保存的な置換と考えられるアミノ酸置換の例は、SNLHLのアミノ酸のうち:SerをAlaで;LysをArgで;SerをCysで;AsnをGlnで;LeuをIleで;LeuをMetで;LeuをPheで;SerをThrで;およびLeuをValで置換したペプチドを含む。 |
リサーチツールの分類 |
生体関連物質、方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
交渉による |
対価条件(一時金) |
【要】交渉による |
対価条件(ランニング) |
【要】交渉による |
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