出願番号 |
特願2004-382049 |
出願日 |
2004/12/28 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2006-187210 |
公開日 |
2006/7/20 |
登録番号 |
特許第4696235号 |
特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
発明の名称 |
魚類胚の作製方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
体細胞由来の核、クローン |
目的 |
魚類の外来性核を細胞質レシピエントに移植する核移植により正しい染色体倍数性を備える魚類胚の効率的な作製。 |
効果 |
魚類の品種改良や増産のみならず、毒性学におけるモデル魚類、各種疾患モデル魚類、環境ホルモン等化学物質の環境モニタリングのための環境モニタリング魚類を容易に作製でき、遺伝子発現解析、新薬探索及び環境評価のための有用なツールを提供することができる。 |
技術概要
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レシピエント細胞として一般的に使用される未受精卵中には、雌由来の2セットの染色体が存在する。魚類の核移植においては、通常、ドナー核をレシピエント細胞に注入することにより未受精卵が活性化し、発生が開始され、第二極体の放出、染色体複製、卵割等一連の発生ステップが開始される。第二極体の放出は、卵細胞に内在していた2セットの染色体のうち1セットを卵外に放出するものである。そこで、本技術では、未受精卵に対して、その活性化後に生じる一連の発生ステップの比較的初期の段階で所定の物理的及び/又は化学的ストレスを与え、少なくとも胚の染色体の正しい倍数性を確保する。さらに、こうしたレシピエント細胞の処理によって、体細胞核又は培養細胞核の核移植によって効率的に正しい倍数性の胚を作製でき、妊性を有する個体が得られるとともに、外来性核由来の遺伝子を効率的又は優先的に発現させることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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