出願番号 |
特願2005-029809 |
出願日 |
2005/2/4 |
出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
公開番号 |
特開2006-211984 |
公開日 |
2006/8/17 |
発明の名称 |
エマルジョンを利用した核酸増幅方法、及び核酸増幅反応用キット |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
無細胞蛋白質合成、ビーズディスプレイ法 |
目的 |
鋳型核酸の効率的且つ高速な増幅が可能で、蛋白質(表現型)と遺伝子型が、容易に対応させられる方法の提供。 |
効果 |
本技術の方法によれば、熱安定性に優れたエマルジョン内で核酸増幅反応を行える。従って、安定した核酸増幅、コンタミネーションの少ない反応系を構築可能となる。また、エマルジョン内で核酸増幅反応を実施することから、反応系を微小化できる。 |
技術概要
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エマルジョンの熱安定は界面活性剤のHLB値によって大きく異なり、低HLB値を有する非イオン性界面活性剤を用いれば非常に熱安定性に優れたエマルジョンを作製できることが明らかとなった。そこで、本技術の核酸増幅方法では、(1)複数個の鋳型核酸、鋳型核酸の一部領域にハイブリダイズするプライマー、及び核酸増幅反応用試薬を含む水性成分を用意する。(2)水性成分、油性成分、及び親水親油バランス(HLB)が4以下の非イオン性界面活性剤を混合して油中水型エマルジョンを調製する。(3)エマルジョン内で核酸増幅反応を実施する。本技術の好ましい一態様では、親水親油バランス(HLB)値が2.5以下の非イオン性界面活性剤を使用してエマルジョン化が行われ、また、非イオン性界面活性剤としてポリグリセリン酸脂肪酸エステルが使用される。 |
リサーチツールの分類 |
生体関連物質、方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
交渉による |
対価条件(一時金) |
【要】交渉による |
対価条件(ランニング) |
【要】交渉による |
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