微生物群集、人工培地、微生物群集組成物、微生物群集の活性維持・増強方法、汚染土壌の浄化方法、土壌汚染物質の拡散防止方法

開放特許情報番号
L2007001958
開放特許情報登録日
2007/3/30
最新更新日
2020/10/21

基本情報

出願番号 特願2005-146279
出願日 2005/5/19
出願人 国立大学法人名古屋大学
公開番号 特開2006-320249
公開日 2006/11/30
登録番号 特許第4820983号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 微生物群集、人工培地、微生物群集組成物、微生物群集の活性維持・増強方法、汚染土壌の浄化方法、土壌汚染物質の拡散防止方法
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 PCB、ダイオキシン類、芳香族塩素化合物
目的 芳香族塩素化合物に対し、特に多環芳香族塩素化合物に対し、更にはこれらの広範囲な同族体に対して優れた嫌気的分解活性を示し、かつ、その分解活性を安定的に維持することができる微生物群集の提供。
効果 多環芳香族塩素化合物の広範囲な同族体に対して優れた嫌気的分解活性を示し、しかもその分解活性を安定的に維持できる微生物群集が提供できる。
技術概要
 
この技術では、芳香族塩素化合物非汚染水田より中粗粒強グライ土壌を採取した。採取直後の土壌はPCB分解活性をほとんど示さなかった。この中粗粒強グライ土壌に対し、鐘淵化学工業製のPCB剤であるカネクロール300(商標)及びカネクロール400(商標)の重量比1:1の混合物を、PCB全体で約50ppmとなるように添加する。PCB剤混合物には、塩素結合数が2〜7にわたる多様なPCB同族体が含まれている。次に、PCB添加土壌を嫌気的条件下(窒素置換嫌気ボトル中)で約4ケ月間の長期液体培養に供したところ、様々なPCB同族体が同時に分解される活性が見出された。即ち、嫌気的条件下での長期土壌培養により、約4ケ月の経過時点で(あるいはそれ以前の時点で)、PCBの多様な同族体に対する嫌気的分解活性を示す微生物群集が、土壌中微生物群として得られた。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2020 INPIT