出願番号 |
特願2006-544773 |
出願日 |
2005/3/28 |
出願人 |
国立大学法人岩手大学 |
公開番号 |
WO2006/054368 |
公開日 |
2006/5/26 |
登録番号 |
特許第5239005号 |
特許権者 |
国立大学法人岩手大学 |
発明の名称 |
組織制御によってイオン溶出を抑えた生体用Co−Cr−Mo合金及びその製造法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
生体用Co−Cr−Mo合金、ニッケルフリーステンレス鋼合金、生体用材料、人工補綴材、人工股関節、人工骨材、外科用インプラント、医療用デバイス |
目的 |
生体用Co−Cr−Mo合金などにおける、Niに起因する生体毒性を抑制する技術の開発。 |
効果 |
Co−Cr−Mo合金やNiフリーステンレス鋼に生体毒性の少ない元素、例えば、Ti,Nb,Zr,Alなどを第4要素として添加することで、Niを固定化しNiイオンの溶出を抑制できる。これによりNiの実質的な無害化ができる。 |
技術概要 |
この技術では、生体用Co−Cr−Mo合金又はNiフリーステンレス鋼合金におけるNi微量不純物による生体毒性を無害化する方法として、合金組成に、元素周期表第4族、第5族、第13族に属する元素、ランタノイド元素、ミッシュメタル、Mgからなる群から選択した元素または化合物を添加する。好ましい態様では、添加元素は、Mg,Al,Ti,Zr及びNbからなる群から選択したものである。特に、好ましくは、生体用Co−Cr−Mo合金又はNiフリーステンレス鋼合金におけるNi微量不純物による生体毒性を無害化する方法として、合金組成に、元素周期表第4族に属する元素からなる群から選択した元素を添加する。ある好ましい態様では、添加元素は、ジルコニウム及びチタンからなる群から選択したものである。より好適には、添加元素は、ジルコニウムであってよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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