組織制御によってイオン溶出を抑えた生体用Co−Cr−Mo合金及びその製造方法

開放特許情報番号
L2007001751
開放特許情報登録日
2007/3/23
最新更新日
2013/6/20

基本情報

出願番号 特願2006-544773
出願日 2005/3/28
出願人 国立大学法人岩手大学
公開番号 WO2006/054368
公開日 2006/5/26
登録番号 特許第5239005号
特許権者 国立大学法人岩手大学
発明の名称 組織制御によってイオン溶出を抑えた生体用Co−Cr−Mo合金及びその製造法
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 生体用Co−Cr−Mo合金、ニッケルフリーステンレス鋼合金、生体用材料、人工補綴材、人工股関節、人工骨材、外科用インプラント、医療用デバイス
目的 生体用Co−Cr−Mo合金などにおける、Niに起因する生体毒性を抑制する技術の開発。
効果 Co−Cr−Mo合金やNiフリーステンレス鋼に生体毒性の少ない元素、例えば、Ti,Nb,Zr,Alなどを第4要素として添加することで、Niを固定化しNiイオンの溶出を抑制できる。これによりNiの実質的な無害化ができる。
技術概要
 
この技術では、生体用Co−Cr−Mo合金又はNiフリーステンレス鋼合金におけるNi微量不純物による生体毒性を無害化する方法として、合金組成に、元素周期表第4族、第5族、第13族に属する元素、ランタノイド元素、ミッシュメタル、Mgからなる群から選択した元素または化合物を添加する。好ましい態様では、添加元素は、Mg,Al,Ti,Zr及びNbからなる群から選択したものである。特に、好ましくは、生体用Co−Cr−Mo合金又はNiフリーステンレス鋼合金におけるNi微量不純物による生体毒性を無害化する方法として、合金組成に、元素周期表第4族に属する元素からなる群から選択した元素を添加する。ある好ましい態様では、添加元素は、ジルコニウム及びチタンからなる群から選択したものである。より好適には、添加元素は、ジルコニウムであってよい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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