出願番号 |
特願2005-078789 |
出願日 |
2005/3/18 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2006-257326 |
公開日 |
2006/9/28 |
登録番号 |
特許第4724881号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
Yb系α−サイアロン蛍光体 |
技術分野 |
化学・薬品、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
Yb系α−サイアロン蛍光体 |
目的 |
Eu−α−サイアロン蛍光体と同じ波長で励起され、かつそれより短波長の緑色発光する新規な蛍光体材料を開発する。 |
効果 |
Yb系α−サイアロン蛍光体は窒素含有率が高いので酸化物蛍光体に比べ、励起スペクトルおよび発光スペクトル共長波長にシフトする。励起光は430−450nmと近紫外または青色の光で励起でき、最近発展しつつある高効率LEDを利用できる。また、Yb系α−サイアロン蛍光体を混合した発光体であれば、演色性に優れた白色光が得られる。したがって、この2種類の蛍光体を種々の割合で混合して発光体とすると広い色調範囲で演色性に優れた白色光を得ることができる。 |
技術概要
 |
一般式(Yb↓x、Ca↓y)(Si、Al)↓1↓2(O、N)↓1↓6で示されるα−サイアロンで、固溶体量が0.001≦x≦0.1、0.2≦y≦2.0の範囲であり、540−555nmの発光を示すYb含有α−サイアロン蛍光体である。また、一般式(Yb↓x、Ca↓y)(Si、Al)↓1↓2(O、N)↓1↓6で示されるα−サイアロンで金属MはLi、Mg、Y、およびLaを除くランタニド金属、0.001≦x≦0.1、0.2≦z≦2.0の範囲であるα−サイアロンで、530−580nmの発光を示すYb含有α−サイアロン蛍光体である。また、青色または近紫外LEDを励起光とし、Eu含有黄色α−サイアロン蛍光体と共に添加して白色LEDを作製するYb含有α−サイアロン蛍光体である。図1はYb系α−サイアロンの励起スペクトルと発光スペクトルの例を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|