架橋キトサンの製造方法
- 開放特許情報番号
- L2007001430
- 開放特許情報登録日
- 2007/3/16
- 最新更新日
- 2013/7/19
基本情報
出願番号 | 特願2006-044314 |
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出願日 | 2006/2/21 |
出願人 | 国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2007/9/6 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人 宮崎大学 |
発明の名称 | 架橋キトサンの製造方法 |
技術分野 | 有機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | キレート形成基含有架橋キトサン |
目的 | 高い金属イオン吸着能を有する架橋キトサンの容易な製造方法を提供する。 |
効果 | 工程数が少なく、種々のキレート形成能を有する官能基を導入することができ、高い金属イオン吸着能を有する架橋キトサンを容易に製造する事が出来る。 |
技術概要 |
キチンと架橋剤とを反応させて架橋キチンを得、そのグルコサミン単位の2位のアセチルアミノ基の脱アセチル化を行なって架橋キトサン(CLAC)を得る。キチンは水産加工場で廃棄されるエビ、カニ等甲殻類の殻から精製したものなどで、架橋剤はエピクロロヒドリン、グルタルアルデヒド、ジグリシジルエーテル類、エチレンジアミン−4酢酸、ジチオシアネートなどとし、脱アセチル化は架橋キチンを水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液中で、0.5〜10時間加熱して行うのが好ましい。CLACとキレート形成能を有する官能基を分子内に有するアルデヒド化合物とを反応させて、脱アセチル化されたアミノ基にシッフ塩基を形成させ、次いでシッフ塩基を還元してキレート形成基を含有する架橋キトサンを製造する。キレート形成基を有するアルデヒド化合物は2−ピリジンカルボキシアルデヒドとし、又はキレート形成基を有するクロロメチル化物、酸塩化物、ビニル化合物のいずれかをCLACに反応させて、キレート形成基含有架橋キトサンとするのが好ましい。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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