出願番号 |
特願2003-052640 |
出願日 |
2003/2/28 |
出願人 |
株式会社東北テクノアーチ |
公開番号 |
特開2004-262784 |
公開日 |
2004/9/24 |
登録番号 |
特許第4565223号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
芳香族炭化水素の製造法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
芳香族炭化水素 |
目的 |
芳香族ジカルボン酸またはその酸無水物やそのエステルあるいはその塩から芳香族炭化水素を製造する方法を提供する。又芳香族ポリエステルを回収PETボトルの如き回収品に求めて、これらの回収品から芳香族炭化水素を製造する方法を提供する。 |
効果 |
芳香族カルボン酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を、不活性雰囲気中で熱分解せしめるかあるいは水蒸気雰囲気中水蒸気分解せしめる芳香族炭化水素の製造法により達成される。 |
技術概要
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芳香族カルボン酸、その酸無水物、そのエステルあるいは芳香族ジカルボン酸を主たるジカルボン酸成分とするポリエステルを、アルカリ金属化合物またはアルカリ土類金属化合物を触媒として、不活性雰囲気中で熱分解あるいは水蒸気分解せしめて相当する芳香族炭化水素を製造する。芳香族カルボン酸は、芳香族モノ−あるいはジ−、トリ−、テトラ−の如きポリカルボン酸が用いられる。具体例は、安息香酸、トルイル酸、イソフタル酸、フタル酸等の如きベンゼンカルボン酸類;4,4'−ビフェニルジカルボン酸等の如きナフタレンジカルボン酸類;1−アントラセンモノカルボン酸等の如きアントラセンカルボン酸類等であり、ベンゼンカルボン酸類、ナフタレンカルボン酸類が好ましく、ベンゼンカルボン酸類がさらに好ましい。熱分解は、最適には600〜800℃で行われる。水蒸気雰囲気中で水蒸気分解に付すこともできる。不活性ガスと水蒸気との混合割合は例えば水蒸気分圧が0.03〜1、好ましくは0.05〜1となるようにする。図は、反応装置の例の説明図である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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