出願番号 |
特願2005-000259 |
出願日 |
2005/1/4 |
出願人 |
国立大学法人高知大学 |
公開番号 |
特開2006-188377 |
公開日 |
2006/7/20 |
登録番号 |
特許第4815583号 |
特許権者 |
国立大学法人高知大学 |
発明の名称 |
無機粒子・酸化チタン複合体層の製造方法 |
技術分野 |
無機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、表面処理、その他 |
適用製品 |
抗菌材料、光触媒、生体材料、人工骨、生態埋め込み医療機器 |
目的 |
接着剤を用いることなく、無機粒子と酸化チタンとを強固に結合させて無機粒子・酸化チタン複合体を製造し、かかる無機粒子・酸化チタン複合体からなる層を、基体表面に、同じく接着剤を用いることなく、層の厚みが大きく、強固に結合させて、製造する、無機粒子・酸化チタン複合体層の製造方法を提供する。 |
効果 |
酸化チタンおよび無機粒子のそれぞれの特性を、十分に発揮することができる。吸着性能と光酸化力により、汚染した空気や水などの浄化を、吸着性能が飽和することなく長期間行うことができる。 |
技術概要 |
この無機粒子・酸化チタン複合体層の第1の製造方法は、チタンアルコキシド、アルコール、アミノアルコールおよび水を含有する混合物を、100℃〜200℃の温度範囲で加熱することによって酸化チタン前駆体を作製する工程と、酸化チタン前駆体に無機粒子を添加し、酸化チタン前駆体と無機粒子とを混合することによって無機粒子・酸化チタン複合体前駆体を作製する工程と、その無機粒子・酸化チタン前駆体を基体表面に塗布し、300℃〜600℃の温度範囲で焼成する工程により製造される。第2の方法は、同様にチタンアルコキシド、アルコール、アミノアルコールおよび水を含有する混合物を加熱し酸化チタン前駆体を作製し、この酸化チタン前駆体を基体表面に塗布し、塗布された酸化チタン前駆体に、さらに無機粒子を添加することによって無機粒子・酸化チタン複合体前駆体を作製する工程、基体表面に塗布された無機粒子・酸化チタン複合体前駆体を300℃〜600℃の温度範囲で焼成する工程で製造される。無機粒子として、生体親和性の高いアパタイトを用いることによって、基体を生体内に安全に埋め込むことができる。基体としては金属材料からなるものを用いる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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