出願番号 |
特願2006-229047 |
出願日 |
2006/8/25 |
出願人 |
国立大学法人山梨大学 |
公開番号 |
特開2008-053089 |
公開日 |
2008/3/6 |
登録番号 |
特許第5167532号 |
特許権者 |
国立大学法人山梨大学 |
発明の名称 |
ガス拡散組成物の製造方法、ガス拡散組成物、及びガス拡散電極、膜電極接合体、並びにこれを用いた電気化学デバイス |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ガス拡散組成物、及びガス拡散電極、膜電極接合体、並びにこれを用いた電気化学デバイス |
目的 |
カーボンブラックに担持した触媒上にイオン伝導性の高分子電解質薄膜が被覆された構造を持ち、触媒の利用率が高く高温でも長期間安定に作動する優れたガス拡散電極とその製造法、およびそれを用いた電気化学デバイスを提供する。 |
効果 |
このガス拡散電極は、その細孔内部に高分子電解質薄膜が均一に被覆された構造を持ち、高い触媒利用率と優れたガス拡散性能を持つ。これを用いた燃料電池は、優れた特性を示す。 |
技術概要
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一次凝集体を含むガス拡散組成物の製造方法は、一次凝集体を非電解質の高分子化合物で被覆し、非電解質の高分子化合物をイオン化剤によりイオン化する方法である。一次凝集体は、触媒担持カーボンである。イオン化剤は、クロロ硫酸、硫酸、発煙硫酸、三酸化硫黄、または三酸化硫黄/塩基錯体である。非電解質の高分子化合物は、芳香族基を含む。非電解質の高分子化合物の重量平均分子量が5000以上である。ガス拡散組成物の製造方法により製造されたるガス拡散組成物である。一次凝集体内部の穴(以下、一次孔)にイオン化された高分子膜(以下、電解質膜)が均一に被覆されている。一次孔の孔径は、1nmから100nmである。一次孔に被覆されている電解質膜の膜厚が約2nmである。ガス拡散組成物を含むガス拡散電極である。ガス拡散電極を含む膜電極接合体、又は電気化学デバイスである。触媒が担持されたカーボン(以下、触媒担持カーボン)の一次凝集体を含むガス拡散層及び/又は触媒層を備えたガス拡散電極は、触媒担持カーボンを非電解質の高分子化合物で被覆した後に、イオン化剤を用いて非電解質の高分子化合物をイオン化するガス拡散電極の製造方法である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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