可視光透過熱線反射シート

開放特許情報番号
L2007001263
開放特許情報登録日
2007/3/9
最新更新日
2016/6/1

基本情報

出願番号 特願2008-546965
出願日 2007/11/22
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2008/065962
公開日 2008/6/5
発明の名称 可視光透過熱線反射シート
技術分野 無機材料、金属材料、土木・建築
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 可視光透過熱線反射シート、透光性シート、熱線反射機能を持つシート、省エネに有効な窓ガラス
目的 ビル、車両、家屋等の窓において、太陽光による採光を確保しつつ、赤外光の透過を遮断する省エネに有効な機能が求められている。しかし、従来技術は効率的な熱線反射を実現するには至っておらず、日射からの採光と遮熱を目的とするには可視光透過並びに赤外光反射の特性が不十分である。従来技術の問題点は、可視光透過から赤外光反射への遷移の緩慢さ、及び可視光域での透過率の大きな波長依存性にある。そこで、かかる問題点を解決し、可視光を透過しつつ不要な赤外光を選択的に反射する窓ガラスとしても利用可能なシートを提供する。
効果 このシートは、日射からの採光と熱線反射の両立に適した特性を有しているので、建物や車両の窓として利用すると日射熱による内部の温度上昇を抑制し、夏季の冷房負荷の軽減等により省エネに寄与する。この機能フィルムは、各種材料面に貼り付けることもできるので、既設の窓に対しても熱線反射による省エネ効果を容易に付加する。そのほか、基材の耐光性を向上させる効果も奏し、また、高品質な可視光画像を得るための光フィルターとしても有用である。
技術概要
この可視光透過熱線反射シートは、厚さが12〜20nmの銀層、この銀層より厚さが3nm以上薄い金属層、及び2層以上の透明酸化物層を含む多層膜が設けられた透光性シートであって、波長400〜700nmの光に対する平均透過率が60%以上、かつ、波長750〜1300nmの光に対する平均反射率が70%以上とすることにより、波長依存性の大きい光学的な干渉と波長依存性の少ない金属的な反射を融合して可視光透過と熱線反射の両立を実現するものである。一般的には、透光性シートの基材はガラスまたはプラスチックであり、透明酸化物は、ケイ素、チタン、インジウム、スズ、亜鉛、アルミ、マグネシウム、イットリウム、セリウム、ビスマス、ジルコニウム、ニオブ、ハフニウム、タンタルから選ばれる金属の酸化物を主成分とし、銀層は、金、プラチナ、パラジウム、チタン、ニッケル、クロム、ロジウム、ルテニウム、インジウム、スズ、銅またはアルミを含む銀系の合金であり、そして、金属層は、金、銀、プラチナ、パラジウム、チタン、ニッケル、クロム、ロジウム、ルテニウム、インジウム、スズ、銅またはアルミを主成分とする材料からなる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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