出願番号 |
特願2006-211628 |
出願日 |
2006/8/3 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
特開2008-038972 |
公開日 |
2008/2/21 |
登録番号 |
特許第4923247号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
免振装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、免振・制振 |
適用製品 |
免振装置 |
目的 |
設計自由度の大幅向上、ならびに、免振性能の大幅向上を実現する。 |
効果 |
超電導体の“ピンニング特性”を「支承機能」として活用するものの、「減衰機能」としては活用しない。これは、振動発生源からの振動を完全に絶縁するものであるため、「減衰機能」が不要になる。これにより、「支承機能」と「減衰機能」を必要とする従来の免振装置に比べ、「減衰機能」を省略できる分、システム構成の単純化が容易となる。 |
技術概要
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免振装置は、図1に示すように、複数の永久磁石と超電導体の対で構成されている。図1は、免振装置の概略図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は斜視図である。下から、第1永久磁石121〜124−第1超電導体(第1バルク体)141〜144−第2永久磁石151〜154−第2超電導体(第2バルク体)171〜174という各層状構造を示している。図1に示すように、第1永久磁石と第1超電導体、ならびに、第2永久磁石と第2超電導体はともに非接触である(浮上している)が、第1超電導体と第2永久磁石は、両方とも基板130に固定されており、動きを共にする。免振対象物の重量が大きい場合は、超電導体と永久磁石間に働く浮上力だけでは対応できなくなるため、図2に示すように、第1、第2超電導体と第1、第2永久磁石とで構成されるユニット以外に、浮上力確保のためのユニットを別途用意し、例えば、永久磁石同士の吸引力、または反発力を利用して、免振用ユニットをハイブリット化して使用する。図3は初期位置に戻ることができる構成を示す図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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