出願番号 |
特願2007-522314 |
出願日 |
2006/6/21 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
WO2006/137435 |
公開日 |
2006/12/28 |
登録番号 |
特許第4972745号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
Gタンパク質共役型受容体G2Aの作動薬、及びG2A活性調節薬のスクリーニング方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料、生活・文化 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
酸化脂肪酸、作動薬、拮抗薬、逆作動薬、感冒薬、胃薬、制吐剤、向精神薬、創薬の標的分子、ゲノムの解析 |
目的 |
著明な生物活性を持つGPCRであるG2Aのリガンドを同定し、その生物学的意義を解析することは、新たな診断法、治療法、治療薬の開発に結びつく可能性があることに起因した、新規G2A作動薬、並びにG2A活性調節薬の新規スクリーニング方法の提供。 |
効果 |
G2A作動薬は、癌、免疫性疾患、炎症性疾患、動脈硬化症、肝疾患などの疾患に対する治療効果や予防効果を有する医薬または食品の有効成分として用いることができる。また、このスクリーニング方法により、新規なG2A活性調節薬を得ることができる。 |
技術概要 |
この技術は、9−HODEなどの酸化脂肪酸がG2Aのリガンドであり、G2A作動薬として働くこと、及びこれらの酸化脂肪酸を用いることにより、新規なG2A活性調節薬をスクリーニングできることを見出したことに基づく。すなわち、9−ヒドロキシオクタデカジエン酸、9−ヒドロペルオキシオクタデカジエン酸、13−ヒドロキシオクタデカジエン酸、ヒドロキシエイコサテトラエン酸及びリシノール酸から選ばれる1種又は2種以上を含む、G2A作動薬とする。G2Aとは、リンパ球やマクロファージなどに主に発現しているGタンパク質共役型受容体(GPCR)であり、各種DNA損傷刺激によって誘導され、細胞周期をG2期で停止させると報告された受容体である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|